2015年4月
再再発を告げられた日、
ほぼ無意識に、逃げるように実家にきていました
以前のブログのとおり、母は多重癌でしたが、この頃は概ね克服していまた。→★
その母に、
「私は、もう何をしても
癌から逃げられない…
私の癌はたちが悪すぎるよ…」
と、泣きながら訴えていました
母「一病息災なんじゃない?」
私「何それ
無病息災じゃないの?
」
母「一つぐらい病があった方が、
健康に気をつけて長生きできる
らしいよ
」
いくら何でも…
気休めにも程があるよ
と思いました。
私「癌の再再発で、
今回は胸骨の裏に広がっちゃって、
主治医からはたちが悪いと言われ
ヒーロー先生からはマフィアと
言われてるんだよ
病のレベルが違いすぎるよ…
」
母「癌の凄さ自慢なら、私だって、
悪性リンパ腫の治療中に
肺癌見付かったんだからね
もうゾンビと幽霊が一緒に
出たくらい怖かったんだよ
マフィアより絶対怖いわよ!
でも、先生の言うことを信じて、
MAMIの言うことを信じて、
色々やってたら
もうなんでもないよ
だから
MAMIも、
先生を信じて、
自分を信じて、
またやっつけちゃいなさい
たぶん、マフィアじゃくて…
ただ逃げ回ってるほんとは弱い
苛めっ子程度よ。
MAMIの次の攻撃にビクビクして
隠れてるんじゃない
」
正直、母の言葉に力を感じつつ、感謝もしつつ
励まされるも立ち直るに至りませんでした
翌日、主人が迎えにきてくれました。
私「もう私、無理
子供たちと会えない…」
夫「なるほど
それで、お母さんには
何て言われたの?」
私「一病息災だってさ…
気休めにもならない。」
すると主人が、例の如く!
突如あつく語り始めました

「一病息災!!
お義母さんの言う通りなんだよ!
MAMIの肉体はイタリア車なんだ
」
はぁ?


また変なこと言い出した
「イタリア車はまず格好いいでしょ!
そして時速300キロで走ること前提に
作らてるから、とにかく頑丈で
馬力があるんだけど、
クーラーとかワイパーとか
結構簡単に壊れちゃったり
するんだよね
でもオーナーはみんな車を愛していて
その都度しっかり修理しながら
ほんとに大切に乗っているから
全く廃車にはならないのね!
要するにもの凄い長生きなわけ
一病息災と同じでしょ!
肉体も神さまからの借り物みたいな
ものだから、
車に置き換えれば、
トヨタ車みたいな人もいるし、
軽自動車みたいな人もいるし、
燃費の悪いアメ車みたいな人
もいるし、
MAMIみたいに
格好よくて、頑丈で、馬力あるけど
壊れやすい。
でも結局廃車にならないイタリア車
みたいな人もいるんだよ
」
「じゃあ、私は…
ピンクのポルシェ
に乗ってるということ?
」
「大正解
ポルシェは、
特に大切に乗られてるから、
かなり古くても、殆ど廃車に
なってないらしいよ
ピンクのポルシェ、いいね
」
何だかよく分からないけど

私の肉体は、
ピンクのポルシェだったんだ!
壊れても、修理しながら大切に乗っていれば、長生きできるんだぁ
と、
またしても主人にノセられてしまいました
この時の私に今の私からアドバイスします。
今思うと…
ピンクってどこから?
ポルシェってずいぶん高級車だけど、
おこがましくない?
あと、
そもそもポルシェ、イタリア車ではないから
全然!大正解ではありませんでした 笑
第二ラウンド(再発転移のとき)
私は欠陥品?と思ったときは、
癌は強い人しかなれないんだよ!
と言ってもらい →★
歯止めが効かず落ちていく時は、
絶対に治ると言い続けてもらったり、
したけれど、
いずれも他力だったよね
なので、
今回の『ピンクのポルシェ』は、
自分自身で気持ちをコントロールする
おまじないの言葉として
活用してみてね
と
アドバイスします。
これ完全に届きました
このあと暫くの間、
毎日何度も何度も、
天使と悪魔の戦いが繰り広げられます。
『何をやってもマフィアの癌には
勝てないよ
』
と悪魔が優勢の時、
天使が、
『MAMIのピンクのポルシェは
格好いいし、修理しながら大切に
乗るから長生きするの!!』
と悪魔を追い払ってくれました。
そして、
何とか少しづつ前向きさを取り戻し、
4年ぶり2度目の抗ガン剤を受けよう
と思えるまでなりました
その後、別の悪魔が出てきては
落ち込まされることも多々ありましたが…
知らず知らずのうちに
私の中の悪魔やネガティブは、
『ピンクのポルシェ』という言葉で、
消えるようにまで
おまじないの役割を担ってくれました