我が家の家宝を紹介します。



※身バレ防止のため、住職様の名前のところは、

ぼかしを入れさせていただきますm(__)m



ご存知の方いらっしゃいますか?

お曼荼羅(おまんだら)と言います。

日蓮宗の檀家様には馴染み深い

ものだと思います。


これは、今から9年ほど前に家を新築した

際、家のお魂入れをお願いした時に、

菩提寺のお寺の住職様から、

「新築のお祝いです」と頂いたものです。


このお曼荼羅様は住職様が、

世界三大荒行の一つである

「日蓮宗大荒行堂」を無事に成満された時に

頂いてこられたものになります。



※日蓮宗大荒行堂とは、

日本仏教の中で一番厳しい修行です。 

お釈迦様の真実の教えである法華経、

そして日蓮大聖人がお唱えになられた

お題目を弘めんが為に法華経の行者に

求められた厳しさがそこにあるからです。

毎年11月1日〜翌年2月10日までの

百日間の荒行は朝3時から始まり、

修行僧は夜11時まで3時間おき計7回

水を浴びる。(水行肝文を唱えながら)

寒中になれば、足の指先はひび割れ、

血がにじみ出る。また、水行の合間は

読経三昧で声も嗄れる。

入行から35日以後は水行に加えて

寒空の下、木剣の練習に励む。

食事は一日二回、白粥と梅干一個。

空腹と睡眠不足で荒行僧の頬はこけ、

目はくぼみ異様な光を放つ。

髪も髭も伸び放題となる。


厳しい修行をされて得られたお曼荼羅様を

私たち夫婦に与えて下さったことに

感謝の気持ちでいっぱいです。

菩提寺の住職様は、この大荒行堂に5回

入られているお上人様です。

法華経のお題目は、

亡くなられた方々はもちろんのこと、

生きている私たちをも救ってくださるお経です。


私が子供を亡くしてお題目をあげることに

よって体験した不思議なことを少しずつ

書いて行こうと思います。