へろう。

うちの近所にある公園にいつもいる中学生カップル最近見かけないぜ。
何か寂しいな。
別れちゃったのかな。
まぁそういう事もあるのかな。



渋谷AX2DAYSが終わった。

そしてtour Schwarzenegger 2012も無事終了した。

約三ヶ月に渡るワンマンツアーだった。

来てくれた人ありがとう。


渋谷AX二日間の出来事に関してはもちろん最高だった。

ファンタスティックだった。

グリーンデイだった。

ナルヴァーナだった(ニルヴァーナって発音するの日本だけだ)。

そして間違いなくシャンペインだった。


去年のアルバム制作中かな。

ファイナルAXでやると聞いて武者震いしたのを覚えてる。

正直、大丈夫かなと思った。

そしたら追加公演も決まった。

本当に大丈夫か?と正直思った。

What Da Fuckと思った。

でも二日間ソールドアウトした。


成功、と呼んで良いと思う。

評価も高かったし、自分達でも満足している。


でも2つ引っかかった事があった。


1つ目はステージに立って感じた「狭さ」。

あれAXってこんな小さかったっけ?と生意気ながらに思ってしまった。

ツアー始まった時ぐらいから妄想してたからいざ立ってみるとそう感じてしまったのだ。


2つは新しい事。

ステージ降りて、楽屋戻ってシャワー浴びている時にもう次のあれやこれが出てきてしまった。

だから正直「余韻」に浸れなかったのはある。

これはハワイツアーの時には無かった感覚だ。


だから今良い意味でスッキリしてない。

もう何か新しい事が頭を蝕んでる。

「ツアーファイナル」って言うけど「スタート」なんだな。


だからファイナルって楽しいし最高だけど

同時にめちゃくちゃ悔しい場所でもあるんだよね。

カタルシスを感じるのは一瞬だけだ。



千葉。

初日だったけど完成度は高かった自負がある。

オーディエンスも最初からかなり盛り上がっていた。最高のスタートを切ったな、と終わった後全員で語り合う。

俺は二連ちゃんだったので一言も話さなかった。喉って歌よりも喋る方が負担かかるのだ。

だからプライベートで俺に出くわした時に愛想無かったらごめんな。
かと言って俺の気持ち悪い作り笑顔を振りまくのも違うしな。

プチ:相変わらず店長はナイスガイ。打ち上げ出来なかったのが残念だった。


水戸

二日目にしてカオスだった。

今回のツアーは筋トレや体力作りから始まった。特に歌は腹筋かなり使うからね。

そういう所にも気を使い始めたのが今回のツアーだな。

それにしても本当に二日目とは思えないぐらい混沌っぷりだった。

初めてステージにお客さんをあげた。何も考えてない。確か前日千田さんととんねるずの話をしていて

「あの時代はムチャクチャで楽しかったねー」と話していた。それを体現。

プチ:


横浜

ステージ直前まで体調がかなり悪かった。直前で完全復活を果たした。

本当にたまに「何でボーカルやってるんだろう」と自分を呪う時がある。

それにしても横浜は本当に毎回熱いな。あまり地元感の無い我々だが、やはり神奈川という事で自然な気合いも入る。

吉村家食いたかった。でも、最近は二郎に浮気気味のシャンペインだが。

プチ:フロント3人のストラップがシャレオツになる。


宇都宮

宇都宮は大人しいイメージがあったんだけど、この日はマジで盛り上がった。

嬉しかった。何も暴れるのが全てじゃない。ただ、この日はオーデェエンスの顔がマジだった。

宇都宮は何故か毎回緊張する。初心に帰れる場所。また来るぜ。

あの焼きそば食べれなかったのでリベンジする。

プチ:shit happeningに会いたかった。代わりに赤い髪の人がいた。



金沢

この日のライブもカオスだった。

石川県という場所は大学時代に車で下道で来た事があるからめちゃくちゃ遠いイメージがある。そうでもないのに。

そんな所でワンマン出来るなんてめちゃくちゃ嬉しのだ。ライブハウスの一番上に名前書いといたぜ。

石川テレビの方々と仲良くなったから次は生で出たいぜ。温泉行きたかった。

前日自転車を借りて夜の街をサイクリングした。本当に何て素晴らしく綺麗な街なんだろうと思った。

プチ:石川さん靴下を頂いた。クオリティの高さに驚く。



京都

京都も良い空気だったな。何かわからんけど金沢と近い空気感を感じる。

だからかもしれないけどライブは最高だった。

但し、この夜終わってからライブ映像を観て色々な事を思った。

ライブの構成や持って行き方。「魅せるとは何なのか?」というのをホテルの部屋で皆で考えた。

会場入りする前は一人で街をブラブラ。一人旅なら京都だな。

プチ:本当にエイブルの人に家賃聞いてみたぜ。



高松

高松でワンマンは感慨深い。

縁もゆかりもない俺達のライブに来てくれてありがとうと素直に思ってしまう。もっと頻繁に来たい。

それにしても本当に良いライブだった。照明も最高だったし。

そして何といってもDIMEは俺のフェイバレット箱ベスト3に入るライブハウスだ。

映画好きならたまらないフォルムをしている。知ってると思うが、出演者はたまに二階席に居てこっそり覗いてたりするんだぜ。

プチ:滞在中はうどんしか食べてません。



長野

本ツアー1酸素が薄かった!そして熱かった!

長野はやりおる。

オーディエンスの熱量が半端ない。さすがだ。

それでも今回のアルバムの繊細の部分を表現出来た事が嬉しかった。

あまり滞在出来なかったのが残念。

プチ:まーくんとスタバとドトールについて語る。



新潟

長野と張るぐらい熱い土地。ここは本当にライブへの熱量が凄い。

そしてタレかつは今回は「とんかつ太郎」さんにお世話になりました。

めちゃくちゃにとんでもなく美味い。おかげ様でライブもブヒブヒだった。

新潟の楽屋も列伝思い出すな。以前対バンとかで訪れていた箱でワンマン出来ると嬉しいよね。えへへだよね。

プチ:政りも好きだぜ。



札幌

さてさて札幌ですよ。cube gardenもやはり列伝での思い出が濃い。

列伝の初日だったな。あの日は何とシャンペインのお客さんが一番少なかったらしい。

悔しかったのを覚えてるなー。あれから一年でようやくワンマン出来るようになったぜ。とても嬉しかった。

この日からTheの構成が変わった。これはRocks Tokyoからの流れだね。

ラーメンは千寿。裏切らない味。

プチ:打ち上げはジンギスカン。食い過ぎて次の日獣に匂いがした。



仙台

京都からの課題をクリア出来たライブだった。それが達成出来てとても嬉しかった。

ようやくシュワルツェネッガーというアルバムの表現方法を掴んだ気がした。

ランチは一人行動。パスタ大盛り食った。店員さんに「本当に大丈夫ですか?」みたいな目で見られたから

余裕で注文したら死にそうになった。確か打ち上げは無かった気がする。覚えてない。それぐらい素晴らしい日だった。

プチ:そのパスタ屋さん夜はBARみたいです。


広島

仙台での大更新が効いたのだろう、かなり満足気な表情で楽屋に戻ってきた。

ようやくクアトロでワンマン出来た事も感慨深い。

以前お好み焼きの名店八昌の女将さんに「この窓から見えるクアトロ?で出来るようになったらサイン書いて!」って言われた。

女将さん。出来るようになったぜ。行ってないけどな!

プチ:サトチンと男トークを繰り広げる。


福岡

この日の福岡はある意味エポック的な要素を含んでいた。

俺の中の歴史的なライブだった。最初の音を出した瞬間から「あ、今日は何かが違う」と感じた。

そういう日も久しぶりだったな。

打ち上げは久々に飲みまくった。20代最後のライブが福岡で良かった。

ラーメンは一心亭。月見ラーメン俺は好きだったぜ。帰りたくなかった。

プチ:MUSICA有泉さんの髪型に惚れる。


名古屋

名古屋は本当に毎回やる度に最初のスカスカで微動だにしないライブハウスを思い出す。

あれから結構経ったなぁと思ったけどほんの2年前なのか。

一番感慨深かったのはにーやんかもしれないね。本当に楽しかった。

個人的には新たなるスタートという感じがした。まぁ若返ったしな。

プチ:顔面ケーキを食らったけど、そのケーキ結構凝っていた。シュワルツェネッガーのジャケットデザインだったし、

楽屋に戻ったら皿とフォークが用意されていた。本当にありがとうございます。そしてすいません。


大阪

来ました愛しの大阪。別に俺が勝手に思ってるだけだがな。

今回はいつもの定食屋に入れなかった。土日は休み。

ちょっとした機材トラブルもあったから開場が遅れてしまった。申し訳ない。

相性が良いというのはこの事かもしれない。素晴らしいライブだった。

この日の打ち上げも楽しかった。料理が次から次へと来た。

プチ:千田さん、焼き鳥頼みすぎ。



という感じでした。

あっという間のツアーでした。

スタッフ及び関係者の皆さん、ありがとうございました。

そして何より足を運んで頂いたお客さん、ありがとうございました。


そういえば、AX会場入りする時に隣にめちゃくちゃ邪魔な建物を見つけました。

いつか、そう遠くない未来にあの歪な屋根を吹っ飛ばしたいと思います。




さてこれからやる事が山積みなのだ。
水面下で色々と動き始めるね。

色々とお楽しみに。

それでは次の新しいステージでお会いしましょう。


んじゃね。


洋平


2012 7 10

ps:Kill Me If You CanのPVです。よーく見るとマッチョマンに笑いを堪え切れず俺が目をつぶってます。