ウチの会社ネコたち

 

数年前が最盛期だったかなぁ

面倒をみていた野良ニャン、10匹以上



今は来なくなった子たちも居るなぁ

 


数年掛かりで

全頭TNRして手術が済ませたので

 

新規流入ネコが来ない限り

もう増えることはない

 

みんな、一代限りの野良ニャンたち

 

 

その中でも

 

出たり入ったりする野良ニャンもいれば

ずっと会社に居ついてるニャンもいる



オスの野良ニャンは

テリトリーがあるから

 

遠征して領土拡大してるのも居るし

喧嘩して、傷を作ってくるのも居るし



この写真で

三毛猫以外の4匹がオスの野良ニャン

 


その中の2匹のボス的な野良ニャンが

 

1匹が、右から2番目の

茶トラ模様の「寅次」

亡くなった前社長が

色味とフーテンの寅次郎から命名


顔がはっきり見えるのを探したけど



こんなのだけしかなかった

 

 

もう1匹のボス的な猫が



一番左に写っている

白灰色ブチの「お父さん」



真っ先に餌を食べ始めるお父さん



目つき悪いぞ、お父さん

 

お父さんという呼び名の由来は

精力絶倫で

あちこちのメス猫に手を出して

かなりの子どもが居たので

 

ついた呼び名が「お父さん」

 


テリトリーも広かったので

あちらこちらにハーレム有り

 


ご近所の奥様たちの中でも

あの猫は、ホント憎たらしいよねぇ

と、鼻つまみ者だったお父さん




お父さんの子どもたち

殆どは捕獲箱で保護できたので

譲渡会に参加させてもらって里子に



そして、ついに捕まえたお父さん



お父さん、ご用だ!!


手術をしたので

君は、もう子孫は残せないのだ!



最後のお父さんの子どもたち



3匹、この後で捕まえることが出来て

またまた、譲渡会のお世話に



で、その後の子どもたちのこと


子どものうちのオスの1匹


まだ子どもだから手術は早いと

引き取られた先の里親さん

油断していたら


なんと!先住猫のメスのお腹が・・・


それも、お高いブランド猫が

野良ニャンあがりにやられた!



さすがにお父さんの子だ! 笑



で、お父さんの孫が生まれてね



3匹も譲渡会へ


今は、里親さんの元で

それぞれ幸せに暮らしているはず



 ✂︎-----キリトリ-----✂︎


 

そのお父さんが

突然姿を消したのが、春先のこと

 

 

いつも遠くから餌やおやつを

ニャンコたちにと届けてくれるNさんは

 

この「お父さん」贔屓で

 

昔、引き取ろうとしたものの敵わなくて

今でも悔いが残るというニャンコと

お父さんは似てるらしく

 

Nさんは「ノンちゃん」と名付けていた

 

 

野良ニャンの命は短い子が多いから

 

虹の橋を渡っちゃったのかな



などと考えていたら

 

もう1匹のボス猫の寅次も

 

 夏になる前頃、姿を消した!!

 

 

この寅次は、ずいぶん昔からいたから

 

もう歳だしねぇ

死んじゃったのかもしれないね

 

などど

社長と話していたんだけど・・・

 


 ✂︎-----キリトリ-----✂︎



何と! 昨日姿を現わした!


昨日の4時頃

ふと窓の外を見たら


ん?・・・えっ?・・・



寅次? 寅次じゃない?



わぁ、どうしちゃったの


こんなにボロボロの姿で!



外に出たらトコトコと歩いてきて



昔、ボスの座を争っていたシャーと

仲良くカリカリ食べてたけど



人一倍大きな身体の

いや、猫一倍大きな子だったのに


痩せてしまってた



シャーと同じくらいの歳だと思ったけどなぁ




シャム猫っぽいので、名前はシャー


シャーはまだまだ元気

 

 

病気でもしてたのかしら


でも、どこかで

ご飯もらっていたのよね?


寅次どうしていたの?



ちょうど換毛期のせいもあるだろうけど


本当にボロボロ


一気にお爺さんになって帰ってきた



もしかしたら・・・


お父さんも・・・


そのうちひょっこり帰ってくる?