図書館の返却本コーナー

私が手を出さない作家さんなど
自分では選ばない本があるので

図書館に行った時は
必ず覗いてるんだけど


先日行った時にあった本




黒川博行著「後妻業」


映画化されてたのよね




そう、コレコレ


テレビのスポットか何かで
大竹しのぶ(敬称略ね)の
わざとっぽい関西弁の喋りとか

目にしていたからか

 


本を読んでいても
会話の部分


全部大竹しのぶが脳内再生されるの


これには参った


下品ですっとぼけていて
高らかに笑うところも

大阪弁で喋り倒すところも
開き直って脅しつけるところも


全部が私の頭の中で
大竹しのぶになってるの


まるまる1冊が
大竹しのぶの喋りで


彼女の演技
実はあまり好きじゃないけど

・・・なんとなくの、食わず嫌いだけど


さすがというか
これぞ、大竹しのぶの威力だわね


読み終わって
映画の画像をと思って
ネット検索してみたら


相手役がトヨエツだったのね

知らなかったけど
知って読んでたら

トヨエツの喋りになったのかしら?
う~ん、そこまでいかないかな

トヨエツのドラマって
ほとんど見たことないしね


それと

検索して初めて知ったけど
テレビドラマになってたのね




主演は木村佳乃ちゃん

原作では69歳のオバチャンだから

敢えて原作や映画とは
違うイメージの悪女を
作り上げたのかな


どっちにしても
最後まで
大竹しのぶに振り回された1冊だった

 

 

恐るべし、大竹しのぶ!