昨日のブログ

七味唐辛子のことを書いたことで

思い出したことがあるの

 

60年くらい前の思い出

 

 

あはは、60年前じゃ
生まれてない人がほとんどだよね

 

 

でもまぁ、聞いてちょうだいね


昔、私が子供だった頃

生まれ育った仙台駅前に
丸光デパートという
地元資本のデパートがあったのね

今は違うだろうけど

※丸光デパートは、もうないのよ

当時、仙台でデパートといえば

やはり地元資本の藤崎デパート
仙台三越デパート
そして丸光デパートの3つ


ネットで探してみたら写真があったわ




昭和30年代初め頃の仙台駅前

斜め右下側っていうか、手前側が仙台駅よ

市電が走ってるの分かる?

 

とっくの昔に市電は廃止されてるけど

※廃止は1976年だった・・・もう大昔だね

 

私、高校へは市電通学だったのよ


私の育ったところは
ここから歩いて5分くらいのところ




上は、前の写真の5年後くらいかな?

一気にビルが建っているね


縦に伸びる広い通り(青葉通り)を挟んで
右側が丸光デパート

左側、角から2つ目のビル
白い建物が仙台ホテル


60年くらい前は
仙台駅前もこんなだったんだね~


って、駅前の話は

別にどうでも良かったんだわ 笑



あのね、丸光デパートの話なの

デパートの地下、食料品売り場
エレベーターで降りていくと


そこに七味唐辛子売りのスペースがあってね


そこにいたのは、白衣のオジさん
いや、お爺さんだな

お爺さんがいて
七味唐辛子をお客の好みで
ブレンドしてくれるのね


渋い声で
流れるように口上を述べながらね


子供の頃の私
口上を述べるお爺さんから
目を離せなくて・・・ 笑

 

口上を聞くの大好きだったの


よどみのない口上と

渋いというかダミ声が

子ども心に響いたのかしらね? 笑


ネットで検索してみたら
引っかかったコチラの方




10年前アップされた質問だけど
同じ思い出を共有してる方いた!

 

 

何か嬉しくなっちゃった

覚えてる人いたんだ!ってね



机のひとつ分のスペース
こんな感じで並んでいて



※お借りした画像です、あくまでもイメージね

小分けに入った材料から
口上述べながら、スプーンですくって
お椀に入れていくの

 

入れ物は、こんな ↓ 木箱だったような記憶が・・・

 



注文する人によっては

辛くしてとか
◯◯は少なめにとか
△△抜いてとか


その人好みの味にブレンドしてくれるの

誰かが、お爺さんに注文して

調合が始まると

 

皆が二重三重に取り囲んで

みんな聞き惚れていたような・・・

 

あの渋いダミ声、もう一度聞きたいなぁ


でね、七味唐辛子売りの口上の話なんて
誰も分からないだろうなぁと思っていたら


何と!ウチの相棒


大宮氷川神社の十日町(という名の歳の市)で
七味唐辛子売り屋さんが出ていたとかで

屋台で買ったイカ焼きとかに
買った七味を振りかけ食べながら
他の屋台を冷やかしながら歩いたとか

 

 

それこそ、へぇぇ~~だったわ