今年も

元旦が平穏無事に過ぎてくれた・・・

 

これは元旦に限ったことではなく

 

1年365日(今年は366日か)

毎日が平穏無事に過ぎてくれれば

それだけで有り難いことなんだけれど

 

特に思い入れのある元旦・・・

 

 

 

今から7年前の

平成25年1月1日元旦

相棒49歳のとき

 

いつも通りに普通に年が明け

夕方からの毎年恒例

我が家での新年会を控えた午前中

 

義母からの呼び出しの電話で

ヨーカドーでお茶していた私

 

相棒から電話

 

「なんか、おかしいんだよ俺」

「目がさ、ちょっと見えなくなった」

 

 

診てくれるというので

掛りつけ病院の救急外来に連れていく

 

種々の検査が終わり・・・脳梗塞の診断

もちろんそのまま入院

 

因みに相棒が覚えているのは

ココまでだとか

 

救急外来の待合室に入った直後から

1ヶ月半後までの記憶がないという

 

ちょうど脳外科の先生が当直で

速攻で脳のMRIを撮ってもらえたので

ほんとにラッキーだった

 

義母や義妹夫婦も病院に来て

皆で説明を聞く

 

精密検査は3が日明けにするけれども

言葉も四肢も問題ないし

軽い脳梗塞でしょう・・・と

 

今日は

このまま様子をみます

 

精密検査の結果、何もなければ

2週間前後の入院になるでしょう

という説明があり

 

病院を後にしたのは夕方

 

そうだ、新年会!

 

この状況で新年会もないけれども

 

お節も届いているし料理も作ったし

お寿司も予約しているし・・・どうする?

 

私の決断

「やろう、お義母さん」

 

用意したのが無駄になるし

どうせ食事はするんだし

 

「でもウチじゃなくお義母さんとこでいい?」

 

7年前は

まつりもお茶目も元気でワンコ3匹

 

普段来ない人が来ると騒ぐので

私一人で統制はとても無理

 

 

 

そして

その夜中、日付が変わるころ

 

携帯が鳴った

 

病院からだった

 

「2度目の脳梗塞を起こしました」

「病院に来ていただきたいのですが」

 

頭が真っ白になった

 

かろうじて

「今すぐ命の危険がありますか」

尋ねるのがやっと

 

「今すぐということはないと思います」

 

それなら義母を起こすまでもないと

私一人で病院に行った

 

「昼間は前頭葉の部位でしたが」

「今回は脳幹の広範囲の剥離なので重篤です」

「集中治療室に移しました」

 

最初の昼に起こした脳梗塞のときに

「半年以内に2度目を起こす確率は高いです」

と説明されたけれど

 

その日のうちに2度目が起こるとは・・・

 

 

 

・・・長々と書いてしまった

 

こんな経緯があったので

次の年も、その次の年も

元旦が本当に怖かった

 

おまけに

13年前になるけれども

1月1日は実母の命日

 

今でも元旦が無事に過ぎると

 

あぁ良かった

今年は平穏無事だった

 

日付が変わるころ、いつもそう思う

 

私の元旦のトラウマ