今月の6日に旅立った2女まつり
旅立ちをお知らせしたブログの中で
夜の徘徊について少し書いたけれど
最後は認知症の状態でした
犬の認知症について
我が家の場合を少し書いてみますね
人でも犬でも同じで
生まれて最後にやってくるのは死
最後まで健康で元気で
眠っている間に静かに旅立つ
そんなふうに
「ポックリ死ねますように」と
巣鴨にお参りしたりするけど
理想通りにはいかないのが現実
犬だって人間と同じ
ガンにもかかれば認知症にもなる
認知症でも年齢によって
若年性、初老性、老人性があるみたいだけど
2女のまつりは17歳を過ぎていたから
老人性認知症ならぬ老犬性認知症
人間の認知症でも
昼夜逆転する場合があるっていうけど
まつりの場合も完全に逆転というか
昼夜の区別がつかなくなっていたというか
夜中の12時過ぎに始まる徘徊
円を描くようにグルグルグルグル
とにかくグルグル歩く
左回りにひたすら歩く
これが4時くらいまで続くから大変
このグルグル歩きは
昼間でも眠っていないときは結構歩いていて
その歩き方も日が経つにつれて
後ろ足を引きずるようになったり
徐々に衰えが目立つように
そして
何かにぶつかって進めなくなると
後戻りしたり方向転換できなくて ↓
こんなふうに
その場でジッと動かないまま
そして最後は焦れて「キャン」と一声
これが明け方の4時ころまで
まつりが亡くなった次の日
朝まで起きないで眠れた相棒
「なんか久しぶりに朝まで起きなかったよ」
知らず知らずのうちに
私たちの身体にも結構負担が掛かっていたのね
私たちの間でのジョークは
「犬は人と違って
玄関の鍵を開けて出て行かないだけマシだよね」
よくあるでしょ
地域放送で「迷い人のお知らせ」
認知症の家族を抱えていたら
本当に筆舌に尽くしがたいほど大変だと思う
今回のまつりの認知症を見て
歳をとるってこういうことなんだなぁと
「明日は我が身」というのは大袈裟としても
老年にさしかかっている私としては
・・・ってか老年真っ盛りだった(笑)
色々考えさせられた愛娘の旅立ちでした
※長くなったので続きは別に書きますね