八百屋さんで買ったリンゴ
小ぶりながら5個入り298円
剥いてみたら
蜜がたくさん入ってた!
蜜入りリンゴで思い出すのが
岩手に住んでいた時のこと
当時は
子供たちも幼稚園や小学生
住んでいたのも転勤族の多い住宅地
知り合いのいない土地
転勤族同士のママ友たち全員で
助け合っての子育て
住んでいたのが
道路隔てて盛岡卸売市場の真ん前
みんなで買い出しに行って
必要なだけ分け合ってという生活
例えば
今日は餃子を作りましょうと
餃子を皆で200個も300個も包んで
材料費を計算して皆で分け合って
そんな楽しくて懐かしい日々
おっと、話がそれてしまった(笑)
リンゴの話だった
岩手も
青森、長野、山形に続くリンゴ生産県
当時は市場で扱うリンゴは段ボール箱ではなく
15キロくらいの木箱に入っていたのね
木箱で買ったリンゴを
発送用の晩ボール箱や1個ずつのネットを
市場にあった資材屋さんで買ってきて
遠くの友達などに送ったら
着いたよ~との電話
そして言いにくそうに
「あのね、あなたと私の仲だから言うんだけど・・・」
「どうしたの?」
「全部腐っていたの」
「えぇ~~~!」
そんなわけはないはずと
よくよく聞いてみれば
たくさん蜜が入っていて
そんなのを見たことのない友達が
腐っていると勘違いしただけ!
今じゃ蜜入りリンゴも普通だけど
当時は地元の人にしか知られていなかった
「もしかして全部捨てた?」
全部腐ってると言ったので聞いてみれば
「食べてからお礼の電話をと思って3個剥いただけ」
「腐ってると思ってすぐ電話したの」
よかった!
全部捨てられるところだった!
今じゃ考えられない30年以上も前の話(笑)