今年も巡ってきた「あの日」
3月11日
最近・・・1週間くらい前に見た夢
亡くなった母の手を引いて
川沿いの道を必死に逃げる私
対岸の建物は
次々に崩れて川に呑み込まれ
母を励まし励まし逃げる夢
寝る前に
あぁ、あと1週間で「あの日」だ!
そう思ったのが夢になったのかな・・・
普段は
夢をほとんど覚えていない私だけど
「これは夢だ、夢なんだ」と
夢の中で母を連れて逃げながら
繰り返しそう思っていた
あの日
「夢だ、これは夢だ」
そう思いたいような衝撃的な現実
「夢ならいいのに」「夢であってほしい」
あっ、こんな風に書くと誤解させるかもしれないけど
母は震災で亡くなったわけじゃないのよ
宮城県で生まれ
岩手県でも長年暮らした私
あの震災で
生活が変わってしまった知り合いがたくさんいて
思い入れがたくさんあるのよ
あの日から6年
震災の頃に生まれた末っ子のぷくが
我が家に来て6年
こんなに小さかったのに
今じゃ立派なおデブ(笑)
ぷくを家に迎え
名前を考えていたとき
相棒が
震災にあった人たち皆が
幸せになるように福が来るように
幸福の「福」にしよう!
「ふく」とも「ぷく」とも読めるし・・・と
そんな経緯で
末っ子は「福(ぷく)」に
ぷくは正式には(正式にはというのも変だけど)
「福」と書いて「ぷく」なのよ
今は亡き長女のイヴも記入された
動物病院の診察券
イヴ、まつり、お茶目、福
・・・こうやってみると統一性のない名前(笑)
色々な思いの詰まった名前「福」なんだよ
ぷくちゃん!