夜中・・・3時くらいかしら
相棒が窓を開けて何か言ってる・・・
雪が降るって言ってたから
降ってきたとか騒いでるんだろう
大袈裟なんだから・・・まったく
と、眠りに入っていこうとしたら
「向かいのビルで火事って言ってるぞ!」
へっ? 火事?
窓から見れば
ちょっと離れた向かい側にあるビル
1階の非常灯がクルクル回り
ウァンウァン
非常警報が鳴り響き
ウァンウァン
1階が火事です 1階が火事です
ウァンウァン
深夜の街に
大音量で流れるアナウンス
煙見えるわけじゃないし
消防車もパトカーも来てないみたいだし
「誤作動じゃないの・・・」
と、眠いが先の私(笑)
「誰か警報停めるべきだろ」
心の中でつぶやく私
・・・この時間、誰もいないでしょ
「あれじゃうるさくて近所迷惑だろ」
・・・うるさいのはアンタ・・・
記憶にあるのはココまで
朝、相棒が言うには
あの後、消防車とパトカーがきたらしい
何がどうなんだかは不明
会社来る時に通ってきたけと
何の痕跡もなかった
たぶん誤作動だね、きっと
そういえば・・・と思い出した
何十年も前のことだけど
盛岡に住んでいた時
隣が児童公園で
深夜
公園挟んでお隣の家が火事になって
消防車が何台も来た時のこと
ご近所中が飛び起きたのに
我が家だけは誰も目が覚めず
この時は正真正銘本物の火事
(本物のっていうのも変だけど)
火の粉も飛んできたみたいで
焦ったお隣さんが
ピンポンピンポンと
我が家の玄関チャイムを連打
起きず(笑)
後で状況調査にきた消防職員に
言われた一言
「そういう人が焼け死ぬんです」
今朝の窓からの景色
雪!
