私の勤務する会社では

海外からの研修生

主にフィリピンからの研修生を受け入れています


彼らは3年の期限で来日

1年毎に筆記と実技の試験を受け

基準に満たないと認定されれば帰国


筆記試験は日本語だし

なかなか大変です


お盆休み明けにフィリピンから

新しい研修生がやってきました


来日して1ヶ月は研修センターで

日本の生活に早くなじめるように

簡単な日本語を学んだり

色々勉強してやってきます



昨日は事務処理で書類作成


健康診断書を見ると・・・


あら?血液型が書いてないわ・・・



以下、しどろもどろの会話


私「血液型・・・わかりますか?」


・・・えーと・・血液は、ブラッドか・・・型は何だろ・・・タイプかな?


私「ファット・イズ・・・ユア・ブラッド・タイプ?わかる?」


フィリピン人の彼「・・・・・・ワカラナイ・・・・」


私「えーと・・・違うのかな・・・あのね、ブラッド・・・わかる?」


ここで紙に「A or B or AB or O 」と書いて見せたけど


彼「・・・・・・」


まじまじと私を見つめ・・・・


彼「・・・・・ワカラナイ・・・・」


はぁ・・・私の英語力じゃダメかぁ(-_-;)



こりゃ、困ったな(笑)


仕方ないので健康診断をしてくれた病院に電話


折り返し電話をくれて無事「O型」と判明



後でわかったことだけど

彼の「ワカラナイ」は

私の言葉が分からないではなく


「血液型がワカラナイ」だった


そして彼は英語が苦手なんだって


フィリピンの人は皆英語を話せると思っていたけど

苦手な人もいるんだね


もっとも私の英語力もゼロだけどね


それにしても日本人なら

自分の血液型を知らない人は

高齢者を除けば少ないと思うけど


彼(26歳)が

自分の血液型を知らなかったのにはビックリ



その日の夕方からの連絡会議で


彼はがんばって日本語で自己紹介しましたよ


「ワタシハ、○○○○・○○・○○・○○○です」

「26サイです」

「ワタシハ16サイデ、ケッコンシマシタ」

「コドモガフタリイマス」

「4サイノムスメト、4カゲツノムスコデス」

「ヨロシクオネガイシマス」


これを、早口言葉のように

ほぼノーブレスで一気に(笑)


パチパチパチ! がんばって暗記したんだね!!


奥さんと子供たちのために

3年間がんばって資格持って帰ってね!


サポートするからね!



・・・翻訳機、必要かな(笑)