土曜日の会社の草刈


短時間のパートさんは土曜休みのため

私の傷だらけの手のことは知らないのに・・・


土曜出勤していた同僚がバラした


A「またやったのぉ~」


B「ほんと、そっそかしいよね」


C「草刈らないで他のとこ刈ったんかい」


D「ハサミでも毎回指切るしね」




会社の仕事で梱包されたものをハサミで切る時に

時々指を切ってしまう私


何故かハサミの先に指がある(笑)


でも毎回というのは言い過ぎだ!




A「よく今まで指切断しないで生きてこれたよね」


B「ホントだよ」



あまりの言われよう (-"-;



あっ!!



ごくごく身近に指先を切り落とした人がいた!!






そう、私の母(笑)




私の母は結婚前、大学の研究室で

老教授のお手伝いをしていた


あの母が教授の手伝い??

と大いに疑問だけど(笑)


実際「困ったちゃん」だったらしい




老教授「荻野(母の旧姓)頼んでいたタイプできたか?」


母「まだなんです」


老教授「そうか、急がなくていいぞ」


母「はーい」



母はタイプをパタンパタンと打ち


半分打っては失敗して用紙をシャーっと破り・・・

やり直しの連続で出来上がらない


で、出来上がったの?と聞くと

覚えてないって答えるし(笑)


たぶん研究生とかがフォローしてたんだろうなぁ



母「シャーっと破くのって面白いのよ」



おいおい! (-_\)


母「すごく優しくていいおじいちゃん教授だったの」


そりゃいい人だろう

あの母をクビにしなかったんだもの



そんなある日

薬剤か何かの装置(たぶん薬研みたいのだと思う)

ボーっと眺めていたら



「あっ、ごみ!」


取ろうとしたらしい


装置を止めもせずに!!!



人差し指の先っぽを切断


爪の半分位のところ 

ひぇーー だよね まったく!



幼い私「お母さんの指って、なんで先っちょ無いの?」


母「あのね、ごみを取ろうとしたの」


幼い私「ごみ? なんでごみで先っちょ無くなるの」



そんな母の娘だもの



ハサミで指を切るくらい

不思議でもなんでもありませぬ(笑)