母は3男7女の2女

すごいよね、大家族


ちゃきちゃきの長女

そしてテキパキした妹たち


なのに2女の母は

自分で言うには「おとなしかった」

伯母たちが言うには「ボーっとしてた」(笑)



なんと! これは・・・!


友だちの私への評価「ボーっとしてる」は


遺伝か!!



さて、そのボーっとしている母

歳とって耳が遠くなってきて・・・

それがある日急に聞こえなくなったらしい



母はかなりの出不精だったけど

これじゃダメだと一大決心して耳鼻科に



昔住んでいた所にあった耳鼻科に行ったら

とっくの昔に廃業していたらしい


そこで通りかかったご婦人に

「急に耳が聞こえなくなったので

耳鼻科に行きたいのですが

この辺に耳鼻科ありませんか?」



その(母曰く)品のいいご婦人は

「それはさぞや不自由でしょうね

筆談することもあるでしょうから

これをお使いなさいな」


と、新しい手帳とボールペンをくれ

ご親切にも手帳に地図も書いてくれたそう

母「世の中、こんな親切な方もいるのねぇ」



無事耳鼻科にたどり着いた母


母「先生、耳が急に聞こえなくなったんです」


先生「どれどれ拝見しましょう」


先生「なるほど・・・これですね」


なにやらゴソゴソと・・・



-ここからは母の表現-



ポンっと音がしたと思ったらね


「わぁぁ 聞こえます先生!!」


思わず大声出しちゃったの


こんな(小指の先を示し)大きいのが出てきたのよ


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耳垢かい!