ブログの画像をと思って

クローゼット等に隠してあった「氷コップ」を

携帯のカメラで撮影(というほどの画像じゃないけど)

「こんなのもあったんだ」

と、忘れていた氷コップも出てきて

思い出に浸ることもしばしば


そんなクローゼットの片隅に

プチプチに包まれた氷コップが2個


10数年前に友人から

「黒い足の氷コップが欲しいって言ってたよね」

「オークションで安く買えたんだよ」

ってサプライズでプレゼントされたもの


えっ、これ!

友人には「新しいものだよ」とも言えずじまい・・・


惜しげなく使えるんだから普段に使おうか

と思ってはみたものの・・・何か気持ちがね

居心地が悪いというか

苦いものを飲み込んだみたいな


許せないなぁと思ったのは

オークションのページには「大正~昭和」の文字があって

知らない人は古い物だと勘違いしてしまいそうな説明

2,000円で買えるわけないでしょ 

って思うのは知ってるから言えることで・・・



氷コップを通じて知り合った知人に話したら

「今は氷コップは贋作が多いんだよ」

「特に宙吹きの氷コップは高値だからね」


確かに高いものは何十万円もするけど

ガラスの質が違うでしょう?と言ってみたら

「古いガラス屑を溶かして作るからね」

・・・確かに・・・


じゃぁ型ガラスの氷コップは大丈夫なのね?

「型が残っていたらいくらでも作れるでしょ」

・・・うーん、確かに・・・


これが10年以上前のこと


私の持っている中にも偽物はあるのかもなぁ

これは安く買えたし怪しいなぁ

と、何が何やら疑心暗鬼に


偽物問題が原因というわけでもないけど

そんなこんなで私の氷コップ集めも

いつの間にか下火に・・・


でも、本物かどうかはさて置き

(本物という言い方もおかしいけど)

我が家のカーテンボックスの上の氷コップたち

ケースに飾った氷コップたち

好きなものに囲まれて私は幸せ♪

そうそう

冒頭でクローゼットに隠していると書いたけど

ほとんどの氷コップは文字通り隠している私


自分の働いたお金で買ったものだから

誰も何も言わないんだろうけどね


なんかね、あまりに多くて・・・

ほとんど安い型物なのよ・・・と言い訳

私の死んだ後、見つけた人は呆れるだろうなぁ


この前、相棒に遺言(?)を

「私が死んだあと、氷コップを捨てることはしないでね」

「ただでもいいから古道具屋さんにでも引き取ってもらって」


捨てられるのは忍びないものね