紹介予定派遣とは、最長で6ヵ月間派遣スタッフとして働き、その後で派遣先企業の直接雇用となるシステムを意味している。

一般的な派遣よりも時給が高い傾向にあり、一見メリットが多いように見受けられるが、良い部分にだけ目を向けてしまうと後悔することになり兼ねない。紹介予定派遣の実情を、事前にしっかり把握しておくことが大切だ。

まず第一に、紹介予定派遣は直接雇用が約束されているとは限らない。派遣期間はある意味試用期間であり、直接採用に値する人物ではないと判断されれば、採用が見送られてしまう。紹介予定派遣で直接雇用になる確率は、6割程度と言われているのが現状だ。

また、直接雇用になったとしても、正社員ではなく契約社員として採用される割合が圧倒的に多い。正社員として直接雇用されると考えている人も少なくないため、この点は要注意だ。

さらに、派遣期間が終了して直接雇用に切り替わると給料が下がる場合がある。これは派遣期間中が時給制であるのに対して、社員として採用されれば月給制になるからだ。派遣の時給が高く設定されている場合、直接雇用で給料が下がる可能性はおおいにあり得る。したがって紹介予定派遣を利用する時は、直接雇用になった後の給料の内訳もしっかり確認しておくことが重要だ。

その他、紹介予定派遣は有給休暇が発生するタイミングが、一般的な派遣と比べて半年ほど遅くなる。これは雇用主が派遣会社から派遣先の企業に切り替わるためだ。この点も十分に考慮しておく必要があるだろう。これらを踏まえた上で、本気で紹介予定派遣を活用しようと考えているのなら、以下の参考HPも併せて一読しておくことをおすすめする。