ゴマダラ蝶とアカボシゴマダラ | 湯戯三昧、蕎麦三昧できるかな?

ゴマダラ蝶とアカボシゴマダラ

東京野鳥公園の自然観察園で、久しぶりにウチワヤンマとギンヤンマの観察が出来て嬉しい🥹
そのトンボ観察の前に、こちらも出会えた。

ゴマダラチョウ

ツートンカラーの色合いが印象的な蝶々。タテハチョウの仲間です♪
黒色地に白色の斑紋が散りばめられた翅をもつ大きなタテハチョウ。

複眼は橙色で、口吻は黄色。

樹液を争ってますね。

しかし…凄い数のライバル⁉️ 平地から山地まで広く生息し、都市部の公園や寺社の境内など、身近な自然環境の小規模な雑木林などでも上空や周辺を、時々滑空しながら軽快に飛んでいます。

クヌギ、コナラなどの樹液によく飛来し、オスは地表で吸水することもあります。幼虫は、エノキ、エゾエノキなどの葉を食べる。


ですが… 関東地方の一部地域では、外来種であるアカボシゴマダラとの競合により、減少が懸念されます。
この場所でも、現れております。より数が多い。

アカボシゴマダラ

黒白のごまだら模様で、後翅に赤班列がある大きなタテハチョウです。もともとは奄美諸島のみで見られたものなのですが、20年近く前に中国から持ち込まれたと思われる別亜種が、関東や、東北・近畿の一部で繁殖し、分布域を広げてあります。

最初、この蝶を地元の深大寺近くで見かけた時は驚きましたが、今では普通に見かけるようになりました。雑木林の上空や周辺を、時々滑空しながら飛ぶ。幼虫の食草は、関東ではエノキ、奄美ではクワノハエノキ(リュウキュウエノキ)。





コチラは春型

紅紋が目立たない。


ゴマダラチョウのメスはオスにくらべて翅が幅広く丸みがあり、白紋がやや発達します。