オオバノトンボソウ
オ〜珍しいのが…
オオバノトンボソウ
大葉蜻蛉草
いや〜久しぶりに見ました。どうして“トンボソウ(蜻蛉草)“と名前が付いているかと言うと…
この形であります〜🤗
ネ、蜻蛉みたいでしょ。コバノトンボソウは葉が細いのですが、こちらは根元にいくにしたがって葉が広く、大きくなるのでオオバノトンボソウ。
別名がノヤマノトンボソウで、山地の林の中などに分布する為。このオオバノトンボソウの茎は、単一で直立して、高さは25cmから、伸びれば60cmになります。茎の翼状になる稜が目立ってます。
葉は互生に付いて、下方の2-3個が大きく、長楕円形または狭長楕円形で、最下部の葉は長さ7〜12cm、幅2.5-3.5cmになります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240619/22/chameleon-arms/e8/c9/j/o1080087215453587226.jpg?caw=800)
下部の葉の基部は茎を抱き、コバノトンボソウにある葉鞘はありません。
葉の表面は光沢があり、裏面の主脈の下部分が翼状に隆起して茎の翼に続く。茎の中部以上につく葉はしだいに小型になり、披針形になります。
花期は6-7月で、総状花序に黄緑色の花を10-25個まばらにつけます。苞は広披針形。まだ開いてませんが… 背萼片は広卵形で長さ4-5mm、側萼片は狭長楕円形で背萼片より長くなり、強く後方に反り返ります。
側花弁は半切卵形で背萼片より少し短く、背萼片とともにかぶと状に重なります。
唇弁は広線形で長さ6-8mmになり、距は長さ12-15mmになり、下方に垂れ、子房より長い 。
ウ〜ン、この状態では上手く説明出来ませんねェ。
今度観に行った時に開花して残っていればイイのですが〜。
◇科名:ラン科
◇属名:ツレサギソウ属(Platanthera=platys(広い)+anthera(葯)。基本種では葯隔が広いから)
◇学名:Platanthera minmr(minmr=minor,minus=より小さい)