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初夏の薔薇フェスタ其の4
初夏の薔薇フェスタ其の🌹🌹🌹🌹
ロサ・カニナ
ヨーロッパに自生する原種ばらの一種。
日本における野ばら(ロサ・ムルティフローラ)的な立場にある原種。
ヨーロッパではこちらがばら生産の台木として使われています。野ばら台木」と「カニナ台木」では、接いだ品種の花の色に少し違いがでると言われています。つる性の一季咲き。
花は素朴なピンクの一重で枝先に数輪の房咲きになります。
別名が《Dog Rose》つまり…イヌバラ
原種の交雑種で強香。品種名の《玫瑰》は中国語で赤い宝石の意味なのですが、バラの総称にも用いられ、狭義ではこのバラを指します。
ロサ・イワラRosa iwara
日本の《野いばら(*ロサムルティフローラ)》と《ハマナス(ロサルゴサ)》の自然交雑種とされる品種です。
ハマナスより小さい一重のピンクの花で、「コハマナシ」の別名があります。
儚げな印象ですが、枝はトゲに覆われハマナスよりつる状に長く伸びるため扱いには注意が必要です。
ハマナスらしい葉脈が深く見られる厚い葉ですね。
ロサ・ギガンテア Rosa gigantea
別名は《Rosa gigantea Collett ex Crépin》
《Rosa gigantea macrocarpa》など品種名は巨大な薔薇と言う意味
原種の一重剣弁咲き。大輪で微香、一季咲き。
インドシナ半島の山脈に自生する薔薇。18~19世紀に中国で作出されたバラの交配親として重用された薔薇です。
ヨーク・アンド・ランカスター
York and Lancaster
白地にピンクのストライプが入り、白ばらのヨーク家と赤ばらを紋章としたランカスター家にちなむ花名。実際には、はっきりと咲き分けないこともありますね。
一季咲き、ダマスクの強香。古典的なダマスクローズとしては花付きがとてもよい品種。
◇作出年:1576年以前
◇作出者:Adrian Van der Gracht(白耳義)
別名はCalendrier Panaché/Rosa dmascenaversicolor