立春ですが… | 湯戯三昧、蕎麦三昧できるかな?

立春ですが…

今日は暦🗓では【立春】ですが… 立春と言われても体感的には、まだまだ寒く冬のような冷え込みですよね。
立春などの二十四節気とは、古代中国で作られた暦で、日本では平安時代から使われています。
1年を24等分し、それぞれに名前を付けたもので、「夏至を夏の中心」「冬至を冬の中心」としており、昼と夜の長さが同じ春分・秋分を春の中心と秋の中心として1年を4等分し、春夏秋冬が決められています。この4つの節気は合わせて「二至二分にしにぶん」と呼ばれています。
【小寒】が冬の5番目の節気です。最も寒い時期の始まり、と言う事になります。
太陽の位置を表す黄経で285度の時を言い、新暦では1月5日~6日ごろ。年によって変わり、今年は6日が小寒でした。日付は6日ですが、期間があって、今年は19日迄が小寒。
で… 七十二候(しちじゅうにこう)は、二十四節気の各一気を第一候から第三候までのに三つに分け、それぞれの時候につけた名称のことをいいます。 
候とは一年を七十二に分けた時節の名称のことを言います。一候はおよそ五日となり、五日ごとの時候の移り変わりを短い言葉で表現したものです。
その中の小寒の第67候が初侯:芹乃栄(せりすなわちさかう)1月5〜9日 芹(せり)が盛んに育つ頃。小寒の冷たい水辺で育った芹は、葉の先までみずみずしくておいしく、寒芹と呼ばれ珍重されました。ひとところに競り合うように群がって生えるので「せ(競り)」という名がついたらしい。芹は春の七草のひとつですね。
第68候が次侯:水泉動(しみずあたたかさをふくむ)1月10〜14日 地中で凍った泉が動き始める頃という意味。水泉とは湧き出る泉のことです。厳しい寒さの中、自然界のかすかなあたたかさが愛おしく感じる時期。
そして、第69候が末侯:雉始雊(きじはじめてなく)1月15〜19日雊』は、雄の雉が鳴くことを表す漢字。雉の雄が雌への求愛のためにケーンケーンと甲高い声をあげて鳴き始める頃という意味です。
雉は日本の国鳥ですね、美しい羽根も尊ばれてきました。
で…1月20日が【大寒】雨のち晴れのお天気で、確かに気温は低かった。因みに…大寒の日には甘酒を飲むといいらしいです。で、それが記念日にも制定されているのです。大寒の日は甘酒酒記念日

大寒の初侯:1月20〜24日款冬華(ふきのはなさく)
次侯:1月25〜29日 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)
末候;1月30〜2月3日 鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)
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小寒が「寒の入り」で、立春の前日が「寒の開け」
寒の入りから寒の開けまでの1か月を「寒の内」と言います。
最近ではメールが普通になって、年賀状でさえ、以前のようには売れないようですが、寒中見舞いを出すのはこの「寒の内」の期間になります。
【立春】初候今日2月4〜8日 東風解凍(はるかぜこおりをとく)
次候;2月9〜13日黄鶯睍睆(うぐいすなく)
末侯:2月14〜18日魚上氷(うおこおりをいずる)
コチラは説明するまでもないですね。
【立春】の次は【雨水】です。
皆さん風邪などひかれぬよう。