山茶花と椿 其の7《星飛龍》《花笠》《初雁》
日曜日に勤務の次の日はイマイチ気力が入らない。
記事アップ更新我ながら…とろいです😓
星飛龍
《飛龍(竜)》の白斑入り花です。
Camellia vernalis ’Hoshihiryu'
八重の小中輪で、花期は11-3月。少しだけ白斑が入ってますね。
因みに椿と山茶花の学名ですが…
◇学名:Camellia japonica=薮椿 / Camellia japonica var. decumbens=雪椿(decumbens=伏した) /Camellia vernalis=春山茶花(vernalis=春の)
*◇科名:椿科 ◇属名:ツバキ(カメリア)属(Camellia=ゲオルク・ジョセフ・カメルG.J.Kamellの名に因んだもの
花笠
桃紅色の一重の山茶花。埼玉で開発された山茶花。埼玉の山茶花にはこういう感じの花が多いと思いますね。
花弁の重ねの多い平開咲きです。
Camellia sasanqua 'Hanagasa’
じつは、ややこしいことに椿にも花笠があります。
椿品種は法然員花笠と言う品種で、花弁が紅色の白斑入りです。八重咲き中輪。Camellia japonica 'Hanagasa' Honenin temple
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この花笠と言う品種名は、山茶花以外にも色んな花にもついてますよね。
《門倉花笠》
そして…桜にも🌸あります。
花笠(松前花笠)
葉化した雌しべが傘の柄にも見えますよね。
コチラは椿園では必ずと言っていいほど見かける品種ですね。
初雁
花弁が既に傷んでますが…
この椿は別名の方が有名かもしれませんね。
極淡桃地に桃色のぼかしが入ります。
『侘助』というのは…まず『ウラクツバキ(タロウカジャ=ウラク)から生まれたものであることと、葯(雄しべの先端の花粉を作る器官)が退化して花粉を作らないことと言う二つを満たすものがワビスケと呼ばれます。茶の湯で人気があるらしい。
なおツバキ(Camellia japonica=ヤブツバキ)の葯が退化したものは『侘芯(わびしん)ツバキ』と呼ばれます。
この花は別名が多いようで、その中でも昭和侘助と言う方が、名前が知られているかもしれません。
他にも「柳葉侘助」「雪中花」「数寄屋侘助」などの名が有りますね。
Camellia wabisuke 'Hatsukari'