スズメノエンドウ

昨日泊まり込み勤務から一旦帰宅して、余計な荷物🧳を置いてから買い物にお出かけ。バス停🚌から三鷹駅行きと、吉祥寺駅行きのどちらか先に来た方に乗るつもりだったのですが、来たのは吉祥寺行き。

ネットのニュースでは吉祥寺の街は未だに人出が多いとあったので、イマイチ不安でしたが、わざわざ次を待っても仕方がない。バスは案の定空いてる。

途中の井の頭公園は、動物園のある自然園が休園中と云う事もあり、普段と比べてほとんど人出が見当たらない。これなら…と思い駅のバス停で降りてサンロード商店街のある方に。確かに人出はありますが、普段と比べればかなり少ない。サッサと買い物予定を済ませて、それじゃ〜お蕎麦屋さんで食事。

普段通らない裏道を歩いていると、かなり広い空き地が。こんな場所にこんなスペースで....人気タウンの住宅街でも、そうそう買い手はないようです。

柵で仕切られて中には入れないようになってますが、その為か野草が生え放題ですねー( ＾∀＾)

何気なく脚元から見ると……

ア……アレ⁉️コレは珍しい(・∀・)

スズメノエンドウがビッシリ一面に出ている。

雀の豌豆、ではなくて雀野豌豆です。

そう、カラスノエンドウも烏野豌豆なんですよ。
妙な名前ですが、中国名の「野豌豆」から出た言葉なのです。

和名の由来は、烏野豌豆（カラスノエンドウ）よりもさらに小さいというところからきています。

カラスノエンドウはあちこちに見かけるのですが、このスズメノエンドウはそれ程見かけない。

本来なら本州から沖縄にかけて分布し、道端や草地に普通に生えているのですが、東京近郊ではカラスノエンドウほどは見かけないでしょうね。

科名：マメ科　◇属名：ソラマメ属(Viciaビシア＝ラテン語の「vincire＝巻きつく」この属には蔓性の植物が多いことから　◇学名：Vicia hirsuta(hirsuta＝粗い毛のある

草丈は３０センチから５０センチくらいで、葉は羽状複葉で、６～７対の小葉が鳥の羽のように左右に並んで１枚の葉が構成されています。葉は互生について、先端部には小葉の変化した巻きひげがあります。

小葉の形は幅の狭い卵形で、先 がへこんだ形で、鋸歯はありません。

葉は羽状複葉で、小葉は12～18個。

葉先の巻きひげは実は、葉が変化したもので枝分かれする特徴があります。

小葉は長さ5～15㎜くらいで、幅は1～3㎜、先は凹むか鈍頭。托葉に腺点はありません。

開花時期は４月から６月で、長い柄の先に長さ３、４ミリの蝶形の花を３輪から７輪つけます。

花の後に種が出来ます。

花の後にできる実は楕円形の莢の中に種子が入る豆果で、莢には短い毛が生えていて、中に２個の種子が入っています。

豆果は毛が密生し、完熟すると黒色になり、V字形に上向き、2片が裂けて種子（豆）をはじき出す仕組みですね。種子は直径約3㎜の球形で、表面にウズラの卵のような班紋があります。

んで……コチラがあちこちに普通に生えてるやつ。

カラスノエンドウ 烏野豌豆

別名は『矢筈豌豆（やはずえんどう）』

科名：マメ科　◇属名：ソラマメ属(Viciaビシア＝ラテン語の「vincire＝巻きつく」この属には蔓性の植物が多いことから　◇学名：Vicia angustifolia var. segetalis(angustifolia=幅の狭い葉をもつ / segetalis＝穀作地生の

ヤハズエンドウは種子の数が多いです。

類似の花にカスマグサがあって、カスマグサは花が2個ずつペアでつくことが多く、花色がやや濃く、青っぽく見え、巻きひげが1本ずつで枝分かれしないので区別出来ます。

さてと…ついでに…と云う事で、コチラも名前にスズメがついています

スズメノ帷子(カタビラ)

花は目立たないですが長い間咲いてます。古い時代に麦類の栽培とともに各地に帰化した植物とされています。秋に芽生え、春から初夏にかけて花を咲かせます。◇科名：稲科　◇属名：イチゴツナギ属(Poa=草又は牧草ﾏｸﾞｻのギリシャ古代名「paein」に基づくもの)　

◇学名：Poa annua(annua＝一年草の
因みに…花期はまだですが、名前にスズメと付く花に『スズメウリ』もありますね。しかもコチラもカラスもある。

コレは雄花です。雌花がコッチ。

実はコチラ。可愛いです。

烏瓜は今更…かと思うので画像は探さなかった(￣▽￣)