実父からのメンテナンス依頼。
着けるとこんな感じ。
メンテナンスといっても
「もう…どうしたもんか…」と悩んだくらい
状態は深刻でした

約30年使ってるセカンドバッグ。
その昔、男性はみんな持ってましたよねぇ

(バブル期か…そうだよねw)
実父曰く…
革が馴染みに馴染んで
とても使い心地がいいんだそうです。
でもね…
それにしたってさ…
こんな酷くなるまで何もしないってダメだよ

(鞄としては鞄冥利に尽きると思うけどね…)
で、我が家に入院させた時が↓
レザー銀面の擦れ落ち
細かいキズ、少々カビ、根深い汚れ、
手持ちできるキーホルダーも切れて紛失、
革全体の潤いがなくカサカサな状態など…
もう鞄が可哀想で泣くよね









でも、ここまでなってると
「使い込んでるなぁ〜
」

くらいまでにするのがやっとです
(革匠くらいの域に達してると、
きっともっと仕上がりが良いんだろうけど…
私はムリです
)

でも、がんばって…
なんとか…ここまでにしました!
が…これ↓
汚れ落とし切れない…

あんまりやると革が痛むし…
とりあえずの汚れ落として
色を少しずつ入れる…
今回は5色使いました。
昔の品は質が良い。
革もしっかりしてるの使ってるから
コバや角の痛みが少ないのは驚いた

おかげでココの部分のメンテがラクでした。
切れちゃって紛失したキーホルダー部分
これは作り直しました。
革が若いのは…仕方なしw
着けるとこんな感じ。
まあ…悩みながらですが
なんとか退院までこじつけました

実父も納得してくれるといいのだけどw
(いや…頼むから納得して
)

実父がかなり高齢だから
新しいの買い直すとか考えないのでしょう。
長年使ってきた物への愛着もあると思います。
実父のようにとは言いませんw
でも
メンテナンスして使い続けるということ…
ぜひ多くの人に広がっていって欲しいです
