
おばんちわ。
日本から無事に戻ってまいりました。
スコットランドを進めてまいりたいと思います。
この日はバスツアー最後の日です。
朝はやはりホテルで朝食をとり、いざ出発しようと思ったら全員がなかなかそろわずに遅れました。
ツアーはそういうことありますよね。
さて、どうですかこの妖気あふれる写真。
朝一で向かったのはカロードゥンの戦場です。
ジャコバイトがイギリス軍に全滅させられ、皆殺しになった戦場です。
私共はどうしてもスコットランド側から見てしまうので、イギリスマジ憎いという気持ちになりますね。
(熊夫さんの母方の一族はこの戦いで殲滅され、アメリカに渡るか死ねと言われてアメリカに行くことになったのですが、結局追いかけられて船に乗る前に男は殺され、赤子を抱えた母親は船の中で病死し、新大陸にたどり着いたのは一人の赤子のみでしたとさ)
この古戦場にはビジターセンターもあり、そこに歴史を学べる展示がみっちりとあります。
約束したのに助けに来なかったフランス軍や、海上を閉鎖してくるドイツ軍にも憎しみが沸くことでしょう。
近世スコットランド史の凄惨さは大変なものであります。
そして今に至るまでずっと虐待されている。
謎なのは、今のイギリス王室もスコットランド王室の系列なんですよね。
なんでそんなにひどいことができるの。。。

イギリス軍側。

スコットランド側。
兵力に差があるのにこんなまっ平らなところで戦っちゃダメでしょ…。

カロードゥンの戦場から徐々に南下して行き、謎の巨石遺跡を見ます。
4000年ほど前の物と思われるそうです。

石をもりもり積んで、なんだかよくわからない物を作っていました。
近所の人によると、なんだかわかんないそうです。

この円、高さは私の身長くらいあります。

真ん中がない。
なんででしょう。

石にも謎の丸い穴が開いています。
なんでしょうねえ。

周辺には二メートル以上あるひらべっこい石が円に並べてあります。
夏至とかの太陽の位置とは特に関係ないそうです。
同時期にできたと思われるイギリスのストーンヘンジともちょっと違う様子ですね。
でも何かしら関係があるのかもわかりません。
こういう謎岩が他にもあるそうですが、ものすごく興味がないとわざわざ観に行くには交通の便が悪くて難しそうです。
テレビドラマシリーズの「アウトランダー」では、この謎岩に触って瞑想すると過去の世界にびよーんと飛んでしまうので注意です。

バスに乗って更に南下していきます。
風力発電の風車が沢山ありました。
風強いですからね。

ハイランド・フォーク・ミュージアムに行きました。
ガイドブックに載っていないようなので、あまりメジャーな観光地ではないのかもしれません。
ハイランドの近世の生活が村ごと再現されています。
興味深いです。

こんな家に住んでたら寒いじゃん。

熊夫さんとポケジムを落としました。
アメリカ限定ポケモンと日本限定ポケモンを置いてみました。

かもねぎ置いてみました。

本当にこんな小屋で大丈夫ですかね。

当時の衣装を着た係の人もちらほら居ます。
この時はお昼休み直前だったので、働いている人の関心はもっぱら何を食べるかという事でした。
熊夫さんが足をひねっていたのでトラクターに乗せてもらって見学していたのですが、運転手のおじさんももう早く昼ご飯を食べに行きたいので、我々をどこかに降ろして消え去りたい気持ちでいっぱいでした。

家の中はこんな感じで土間です。
寒そう。

天井も屋根の裏むき出し。

機織り。
キルト織ってます。

泥炭ありました。
ピートだ!

農具の色々。

家の中でピートを焚いています。
村に入った時からなんか香ばしいと思っていましたが、この匂いだったんですね。

さてトラクターに送ってもらって、ミュージアムの入り口まで戻ってきました。
かなりの敷地面積ですよ。
売店でお昼ご飯が買えます。
サンドイッチとキノコのスープと紅茶。
きのこスープは前のサービスエリアのやつの方が美味しかったです。
そしてこの手前にあるサワー味のポテチが!!!!
笑っちゃうほどまずかったのです!!!!
すごい!!まずい!!
あははははははははははは。

食後にバスに乗り込み、どんどん南下します。
スコッチウィスキーの蒸留所。
Dalwhinnieにやって来ましたよー。
わーい。

蒸留所内の写真撮影はできません。
これは模型。
蒸留所をめぐりながら、ガイドさんが蒸留所の歴史やウィスキーの作り方を説明してくれます。
このツアーの途中、よくわからないところがあったので熊夫さんに「ねーこれはこういう意味かなあ?」と聞いたら、バスツアーでずっと一緒だった中国人カップルが実は日本語ペラペラで、「こういう事ですね」と説明してくれました。
がーん。
ずっと日本語わかってたのか!
じゃあ湿原を歩きながら「うん〇ー!うん〇だらけー!」と叫んでいた我々を、なぜ黙って聞いていたのだ!恥ずかしー!
しかも町田に七年も住んでいて、その後アーバインに移り住んだとか、めっちゃご近所さんでした。
ご近所物語だった…。
世界はこんなにも広いのに狭い…。

出入り口で商品の試飲(有料)、購入もできます。
試飲を楽しみにしていた熊夫さんはもりもり飲みます。
そして、アメリカでは売っていないレーベルを中心に購入しました。
売店の天井が壮観。
この蒸留所は標高が高く、近くにあるErichtという湖の冷たい水で蒸気になったウィスキーを冷やしているそうです。
ウィスキーはこの冷やす工程があるので、寒いところの方が良いんですって。

さーバスはどんどん行きます。

Dunkeld大聖堂にやってきました。
この町はピーターラビットの筆者が夏の間避暑地として毎年訪れていたということで有名です。

あとこの大聖堂が、知る人ぞ知る、廃墟マニアの間では有名な廃聖堂なのです。

中の物も中世の像などが修復されずにひっくり返っているのが売りなのですが。

首とか落ちっぱなし。

しかしなんとここにも修復の波が訪れてしまったのです。
なんか新しいレリーフ。

おんぼろが良いのに。

上の方からお直しが入ろうとしています。
廃墟マニアの熊夫さん悲鳴。

特に熊夫さん、前に仕事で廃墟のCGを作った時にこの大聖堂を参考にしていたので、思い入れもひとしおです。
直さないでー。

この落ちそうな天井が良いのに。

壁がボロボロなのが良いのに。

びっこ引きながら大聖堂内の写真をバシバシ撮っている熊夫さんを放っておいて、目の前を流れる川を観に行きました。

立派な橋。
スカイ島と違って風が暖かく、過ごしやすいです。
そうよねえ、これがヨーロッパの初夏よねえ、お散歩したいわという気持ち。
さあ名残惜しいですが、エジンバラに帰ります。

赤いフォース鉄橋を横目に見つつ、エジンバラ凱旋です。
お世話になったバスの運転手さんにお別れを告げて、ホテルに向かって歩き出すと、しばらくして運転手さんがすごい勢いで追いかけてきました。
なんと熊夫さん、スーツケースを忘れて行ったのです。
ウィスキーがもりもり詰まったスーツケースを。
おーい…。
言っておきますが、私はちゃんと私のスーツケースをガラガラしてきましたよ…。
もう…。

そしてエジンバラ後半の宿はこちら。
なんと前出のハリーポッターの作者がデビュー前に執筆していたエレファントカフェの隣です。
あんれまあ、こんなに繁華街の近いところに…。

普通のアパートの一室を貸し出しているので、厳密にはホテルではありません。
キッチンもついています。

水回りが新しく改装されているのはありがたいですね。
誤算だったのは、三階の部屋なのですがホテルではないのでエレベーターがありません。
普段ならまあ不便程度なのですが、この時熊夫さんが足を痛めてしまっているので、これが地味にきつかったのです。
なんせ、スーツケースを上まで運ばなければなりません。
民泊は落とし穴が一杯です。

なんとか部屋に全て持ち運び、夕飯を求めて街へ。
前に目星をつけていた、Howiesというスコットランド料理の店へ。

飾ってある花が国花のアザミ。
青いままのは珍しいですね。

スコットランドのジンマップ。
結構シンプル。

ウィスキーの方がやはり複雑な。

そして詳細な説明が何ページにもわたって。
レストランのメニューなのにウィスキーを学べる。

ハギス。
もうちょっとなんかこう盛り方あっただろう!!
この旅のワーストハギス盛り付けでした。
味は美味しかったですよ。

白身魚。

サーモン。
我々は気が付きました。
肉も美味しいけど、魚はもっと美味しい。
というか、こんなに美味しく魚を焼ける店はカリフォルニアにはないのです。
じゃあ魚食べよう。
肉はまあまあカリフォルニア人も焼き方知ってるから。

ホテルに戻りました。
エジンバラ城が見えます。
しかして大誤算がここで判明します。
なんと縦長の部屋の端っこと端っこが、それぞれ違う通りに面しているのですが、両サイドの一階にバーが入っており、この日はワールドカップです。
もううるさいとかじゃなくて建物全体がガンガン揺れています。
運よく耳栓を持っていたけれど、空気が全部揺れているのであまり意味ありません。
時計を見ると嫌になっちゃうのでいつまでだったかわかりませんが、おそらく明け方まで酔っぱらいが大騒ぎしていました。
ちーん。