
ホテル到着です。
Apex Grassmarket Hotelというところに泊まりました。
グラスマーケットの前にあるのですが、近世まで処刑場だったところです。
朝7:00過ぎに着いてしまったのでどこも開いていないのですが、おなかがすいていたのでホテルに荷物を預けて街に繰り出してみました。
うーろうーろ。

結局8:00から開いていたカフェでスコティッシュブレックファストを注文しました。
この赤い豆と、ハムみたいなベーコンと、卵の下に隠れてしまっているけれど羊の内臓料理のハギスがスコットランド独特の料理です。
赤い豆はグランマも熊夫さんもたびたび作るのですが、私はいまいち…。
薄味なんですよね。。。
豆以外はお気に入りです。

お店が開く前、観光客が少ない時間に、ロイヤルマイルという大通りを歩いてみます。
カウゲートというところを通っていきます。
ここは牛さんたちが、牛肉になったところだそうです。

ここがゲートなのかな?
そしてうっすら寒いです。
もっと重いジャケットを持ってくればよかった…。

じゃーん。
聖ジャイルズ教会です。
いつもキチキチ予定を決めて旅行するのですが、今回は予定を決めずにうろうろしたいという熊夫さんの要望を聞き入れて、特に目的地がないです。
この一番立派な教会にまず入ってみることにしました。
ここは過激プロテスタント宗教家ジョン・ノックスの像があることで有名なのですが、内部は撮影禁止です。
2ポンド支払うと中の写真を撮ることができるのですが、熊夫さんが支払ってバシバシ写真を撮っていました。
私はそれをグーグルで共有するから良いかーと2ポンドケチりました。
内部も立派で、沢山像があるのでどれがジョン・ノックスさんなのかわからず、係のおばあちゃんに聞いたら
「お前の前にあるのがそれだ」と言われました。
お見逸れしました。

教会の外にハート見つけました。
かわいいな。
ちらほらお土産屋さんも開いてきて、熊夫さんの一族のキルト柄のカシミヤマフラーを見つけて、寒いこともあり買いました。
黄色基調のマクラウド(熊一族本家筋)の柄は人気がないのかあんまり売ってないんですよ。
うろうろ。

アダムスミスさん。

ロイヤルマイルを更にうろうろ。
大通り沿いに沢山の小さな路地があります。
高低差もはげしいので、坂や階段が一杯です。

こういう特に何もない路地にウロウロと入りたかった熊夫さん。
上がったり下がったり。

この階段、漫画で見たことある…。

そして、ヨーロッパ圏にしかいないポケモン出た!!
こいつを捕まえるために、アメリカからレンタルWi-Fi連れてきていたのでした!
到着してからずっとポケモン寄せのお香を焚き続けながら歩いていたのですが、最近ポケモンの種類が増えすぎているのでなかなか出ないんですよ。もー。
でも残念ながらこの時は逃してしまいました。

エジンバラ市議のビルの裏にあったポール。
これはただのポールではなく、普段は地面に埋まっていて、通行禁止なのに通ろうとする車があると下から突き上げて破壊するという恐るべき兵器です。
恐ろしい。

狭い狭い路地。
こういうのを称して地下街と言っていたようなのです。
ここも坂なので、地下っちゃ地下だし、地上と言えば地上かな。
エジンバラにはかつて貧乏人たちが押し込められるように住んでいた地下街が存在し、やがて生き埋めにされたという話がまことしやかに信じられていますが、実は地下街ではありません。
元々地上にあった街の上にどんどん建物を乗せていったために日があたらなくなって、地下っぽくなったのです。
そして生き埋めにもされていないのです。
ただペストが流行った時に、町の住民が移住しようとしたのを認めずにロイヤルマイルの外に出さなかったというだけです。
今調べてみたら、何故かウィキペディアにも生き埋め説が書かれていますね。
そっちの方がセンセーショナルだからでしょうか。
そのかつての人々が住んでいた街が比較的当時のまま残されている通りがメアリー・キング・クローズという通りです。
リアル・メアリー・キング・クローズというツアー会社が教会の向かいにあり、朝一でそこに地下街ツアーの申し込みに行ったら11:45のツアーに空きがあるというので予約して行ってきました。
ツアー中撮影禁止です。
近世風のドレスを着たガイドさんが当時の不衛生で暗い生活について色々説明してくれながら、街の奥へ入っていきます(下へ下へ降りていく)
ペストの治療をしていた有名なくちばし風のマスクをつけた医者のマネキンとか、なかなかおどろおどろしい演出をしています。
医者は当時、患者の腫れたわきの下のリンパに穴をあけて膿を出し、処置しなかった場合の生存率は2%に対して処置後は40%になったとか。
あの鳥顔の医者、全然役に立ってなかったかと思っていたので意外でした。
ちゃんと治療してたんじゃん。
医者の来てた長いレインコートも、蝋が塗ってあってつやつやで、ペストを媒介していたネズミが噛んでも穴が開かないなどの意味のあるものだったようです。
ハーブの入った鳥のマスクは意味なかったようだけれども。
毒性の強い塗料で塗った壁がまだ残されたりしていて(塗った当時は毒があることを知らなかった)、そこは立ち入り禁止になってました。

歩き疲れて、ツアーの終わりにローズウォーターを飲みました。
やや甘い炭酸水でした。
ツアー中にお化けが出るというスポットで写真を撮ってもらい、それをプリントアウトしたやつを買いました。
そしてそれをこの喫茶店に置いて行ってしまうという…。
だーいぶ後で気が付いて取りに行ったら、まだそこにありました。
そりゃ他人の写真なんか誰も持って行きませんものね。ほほほ。

Whiskiというレストランでお昼にしました。
ハギスタワー。
これが今回の旅で一番美味しかったと言っても過言ではないハギス。
麦の分量が多めで、歯触りが良かったのです。
もーりもーり。

そしてスコッチのテイスティング。
この旅でかなりウィスキーの知識を蓄えましたよ。

一見ボリューミーに見えますが、トマトが小さめなのでアメリカの一皿に比べるとかなり良心的なサイズの一皿。
人道的な大きさです。

こちらはラム肉。
ステーキも赤身の多い部分が出てきて、健康的です。
アメリカの外食肉はかなり脂身が多いので…。
この旅で好き勝手食べていましたが、アメリカご飯に比べると塩分も甘味も控えめで油も少なく、実に美味しかったです。
イギリスはまずいと聞いていたので、うれしい誤解でしたね。
期待してなかった分も加点されて、食事大満足の旅でした。

疲れたので、一度ホテルに戻ります。
行きに通らなかった道を行きますよ。

グラスマーケットの方にあるチーズ屋さん。
観光客でなかったら通いたい。

道の途中にあったハリーポッター屋さんの壁から蛇。
ここエジンバラは作者JKローリングが暮らして創作活動の拠点にしている事もあり、ハリポタ関連の物が多いです。

ホテルにチェックインできました。
窓からエジンバラ城が見える!
そして二人とも力尽きたので夕方仮眠を取りました。
ぐう。

起きたら5時過ぎ。
どこも閉まってしまう時間です。
ヨーロッパの人は本当に働かないな…。
ホテルの裏の墓地を散歩しました。
グレイフライアーズ教会の敷地です。

かなり高さもある大きなお墓。
裏の家の窓をふさいでいるんですがそれは…
墓石と家とどっちがより古いかは微妙なところなのですが、後から墓石置かれたら嫌だなと思いました。

こちらが教会。
昼寝している間に閉館してしまいました。

墓地の庭がね、立派なんですよ。
色んなガーデニングの技を観ることができます。

犬の墓。
この教会はスコットランド版の忠犬ハチ公こと、グレイフライアーズ・ボビーで有名なのです。
ボビーは飼い主がこの墓地に埋葬された後、毎日通っていたそうです。

だがそんなグレイフライアーズ教会の敷地は、なんと犬立ち入り禁止です。
非情な…。

犬で売っている教会のくせに、犬禁止だからボビーの銅像も教会の外にあります。
ひどくないか?
観光客が鼻の頭を触るので、てかてかになっています。
私は残念ながら届きませんでした、身長が。

ジョージ4世通りを歩いていたら、1818年から経営しているフランケンシュタイン関係では最古のお化けカフェだかなんだかがありました。
何だったけか。

特にガイドブックにも載っていない教会。
こんな立派で古そうなのに。

その教会の向かいにあるのがエレファントハウス。
JKローリングが毎日通ってはコーヒー一杯で粘って処女作のハリーポッターを書いていた喫茶店です。

特に何の変哲もない喫茶店なのですが、JKローリングで売っています。
特に中国人観光客が大挙して押しかけており、メニューも中国語対応です。
残念ながらトイレマナーも中国になってしまっており、ここでトイレを使ったら久々にニーハオトイレの憂き目にあいました。
ドア閉めて入ってよおばちゃん…。
そして流して…。

悲しみながらアイリッシュコーヒーを飲みました。
観光客で混みすぎていて、注文とるのも出てくるのも遅いです。
ここで休憩をとることはお勧めできません。
ファンでどうしても入りたければ、カウンターでコーヒーを掴んで店内を一周して出たらいいと思います。

バスは基本二階建てです。
こちらは観光用の屋根がないタイプ。

飛び出ている部分がジョン・ノックスの家。
しかし旅の終わりころに知ることになるのですが、ジョン・ノックスがここに住んでいたという記録はないそうです。
お友達が遊びに来た、という記録はあるそうなのですが・・・
じゃあ誰の家だったの。

ロイヤルマイルにあるワールドエンド。
ここが近世までエジンバラの終わりとされており、市民はここから先に行くことが許されなかったために世界の終わりとされていました。
今はバーです。
ここで夕食をとりたかったのですが、ワールドカップのためバーはどこも満席!
入れませんでした。
がーん。
再戦を誓ってあとにします。

斜め向かいのMonteithsに入りました。
ちょっと奥まってしかも地下にあるので見つけにくいかもしれません。
看板はちょっと出てます。

美味しかったサーモン!
皮がぱりぱりです。

素敵なステーキ。
やっぱりアメリカの肉は脂質が多すぎるよ!
サーモンもアメリカのは油がたーっぷりだものね。

ケールの炒め物。
パリッとしています。

デザートにチーズ盛。
クラッカーがビスケットのように厚みがあります。

ここはカクテルも美味しかったです。
かなり飲んだのに良心的なお値段でした。

外に出ると、10時過ぎても明るいこと。

夕日を受ける教会の頭が光ってました。

ぴかー。

ここはなんちゃら議会。
現在もスコットランドの中心都市なので、いろんな現役議会があちこちに。

教会もあちこちに。
生涯エジンバラ城からワールドエンドより先に行けなくて、この狭いエリアで一生を終えた人たちは、こんなに教会が沢山あってどう思っていたのでしょう。
ありがたいと感じるんでしょうか。

修道院も沢山あります。

グラスマーケットまで戻ってきました。
ここんところが首をはねるところです。

お城の下で処刑されるんですねえ。