ショッピングセンターに子供のサイズの電車がありました。



思いがけないスピードで走り出す電車。
「こ、怖いだわ・・・」



「目が回るだわ~!」


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週一回掃除に来てくれるお手伝いさんを、我が家では「片付けフェアリー」と呼んでいます。

フェアリーは容赦なく片付けます。

外に出ている本は、読んでいる途中とか調べ物の途中とか、彼女には関係ありません。
とにかく収まる本棚にどしどし片付けて行きます。
が、ジャンルとかも別に揃えてくれないし、巻数も、上下すらお構いなしに片付けます。

外に出ている衣類は、問答無用で洗濯籠に行きます。
汚れているかどうか、これから着るかどうか、もちろん知った事ではありません。
流石にジャケットやコートなどの重衣料はハンガーにかけてくれますが、誰のクローゼットへ行くのかは神のみぞ知る。

そんなだから、彼女が来る前日には「明日片付けフェアリーが来るから、片付けられたくない物は先に片付けて!」というのが合い言葉です。
空き箱とかも捨てられてしまうので、使う予定ならガレージにでも入れておかないと、片付けられてしまいます。

そしてフェアリーが片付けた後は、それはもうチリ一つなく美しい部屋が出来上がります。
う、美しい・・・。
片付いた部屋は、頭がすっきりして清々しいですね。

お父さんがどうしても彼女を呼びたがるのがわかります。

しかし、次の日から始まるのが「あれはどこ?」「あれはどこいった?」の大捜索です。

本格的に見つからなかった場合、一日待ってからフェアリーにメールを送ります。
「キッチンにあったチャムのリュックサックどこにありますか?」とか。

「片付けフェアリーが片付けちゃったよ」が、今我が家で最も恐れられている言葉なのです。