Cホームは、今風の箱形の組み合わせたような家だった。
団地のような割と狭めの敷地によく建つような、若い世代の家っぽい。
壁はサイディングに、屋根はガルバリウム。


玄関からすぐにリビングに行けるが、玄関ホールからは和室にも行ける。
この和室はリビングとつながっていて、小上がりになっているからリビングから腰もかけられる。

そして何より私の心を惹きつけたのは、リビングの開放的な空間であった。
リビングは全部吹き抜けで、そこには階段の踊り場を利用したスキップフロアになっている。
和室の引き戸を開放すれば、和室、ダイニング、キッチン、スキップフロア全てがリビングと隣接していて
どこにいてもリビングのテレビが見られる!!!

このスキップフロアは4段ぐらいの高さしかかなく、目線も上からってこともない。
仕事とネットサーフィンでよくパソコンを使う私は、このスキップフロアを書斎にすればパソコンも置きっぱなしにできる。これは、私にとってすごい完璧な間取りだ!!!

デザイン住宅なので、意匠も凝らしてある。

そして、そこの間取りで、私にとって目から鱗だったのは、リビングの南側を一面壁にしてTVを置いて、その上の吹き抜け部分にかっこよくハイサイドの窓を置いたこと。
かっこい~い!!!ヾ(@°▽°@)ノ

でも南側を壁にしちゃうなんて…もったいない!
と思う私は、やはり昔の人間。

営業さん
  「みなさん南側にリビングを希望されるんですが、
  でも結局みなさん一日中リビングのカーテンを引いて暮らしてらっしゃいませんか?
  道路から見えるから、または隣の家から見えるから、いやなんですよね?
 
  なら南側はふさいで、吹き抜けの上部に大きな高窓をとれば、人の眼も気にならないし
  ホラ、こんなに明るいでしょ?」



  「テレビを見るには南側(高窓側)を向いて座ることになりますよね?  昼間、直射日光が顔に当たるんじゃないですか?」

営業さん
  「大丈夫、そうならないように計算して窓の位置を決めてあります。
  今だって当たってないでしょ?」


う~~ん、なるほど。

この女性の営業さんは、感じの良い人だった。
打てば響くというか、飲み込みが早く、答えが素早く的確だ。頭の良い女性なのだろう。

2~3時間も居たかと思う。
後日、また伺う約束をして、その場を去った。



ここが迷宮の入り口であり、この日から迷宮に入り込んでいくだろうことを私はうすうすは感じていたように思う…



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