さて、最初は普通、施主へのリスニングからプランニングは始まります。

・土地の購入はどうするのか。
・予算は?
・資金は?
・何人で住むのか?
・欲しい部屋は
  … などなど

ここまではよかった。聞かれることも予想は付くし、答えも当然はっきりしている。
ところが、その後の大きな質問には返答に困った。

「chamさんの家のコンセプトは何ですか?」
 
 …… コンセプト? コンセントじゃないよね??

「…じゃあ、言い方を変えますね。家のテーマは何ですか?」

テーマ…?、テーマって??
いったいMさんは、どんな答えを求めてるわけ?

苦し紛れに私が出した答えは
「…え~っと、
    …普通のうちが欲しいんですけど…(汗)



 (*゚∀゚) (*゚∀゚) (*゚∀゚)     

 爆笑だよねーーー!!

今なら分かる。
「子育てのしやすいママの家」
とか
「家族とのふれあい重視の家」
とか

まあ、シングルでも
「光と風が通り抜ける家」
とか
「ゆったりリゾート☆アジアンテイストの家」
とか
「緑に囲まれた、自然と共存した家」
とかなんとか。
住宅雑誌にちょっとでも目を通しておけば、すぐに何を求められているのか分かっただろうに。

ここでMさんが分かったのは、「この施主はまったく勉強していない」ってことだけだったろう。
ああ、勉強してこなかったのがバレた学生の気分だった。



さて、Iホームのプランニングは早かった。
よく覚えていないが1週間ぐらいで最初のプランニングが上がってきたと思う。

…と書いたものの、これが早いとはそんなに思っていなかった。
だって、他の業者と比べたことがなかったから。

のちのち、Iホームってなんて早いプランニングだったんだ、とつくづく思わされる状況になるとはこのとき思いもしなかった。


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