辻都子さんに、4月10日に集まって話し合いをすることをメールで提案。
僕(キム)は、集まって話し合うことが、とても大切なことだと思った。
たしかにメールでやり取りすることは簡単だ。負担も減らせるし時間や場所の制限もない。だけれども、その場で巻き起こる空気感や雰囲気を共有することは難しい。実際に会わなければその人柄もわからない。
辻さんと直接に会って話をすることで、初めてお互いにどんな人なのか、がわかる。
辻さんからすれば、支援をする人は誰で、任せられる人かどうか、判断できる。
私たちも、メールの文面や電話だけのやりとりではわかりきらないことが、会って話をして時間を共有することで、わかってくることがある。
今回の話し合いには都子さんだけだが、それでも都子さんや本人がどう思っているのか、そこにせまることができる。
私たちの活動や研究は、人の人生に大きく関わると、僕は理解している。 辻さんが地域生活をすることは、辻さんだけでなく、少なくともその周りにいる人たちの意識を変えるものだ。
その人自身の考え方や人生を変えていくのだから、慎重かつ重要な機会である。だからこそ、辻さんと私たちが会って話をすることは必要で、そこからスタートしたかったし、スタートすべきだと思った。