2021年3月27日(土)
辻都子さんから「昨日早速、本人に連絡しましたら、もし一人暮らし出来る可能性があるならしたいと希望。是非京都で可能ならご協力を宜しくお願い致します。」と返答をもらった。
すぐさま、ココペリの小西さんや立岩さん、長見さんたちに連絡をした。
小西さんから、「責任感の無い個人的意見ですが早く京都に来てもらいたいと思いました。委託殺人の事件があってから特に考えるようになりましたが生きる希望のある環境を作りたいです」と返信がきた。
まだ本人に会ったことはないけれど、都子さんのお話を聞いて、そこで伝えられた本人の意思がはっきりしていたため、支援の方向性を決めるのに、私たちに戸惑いはなかった。
私たちは、京都で最初にALSでひとり暮らしを実現した甲谷匡賛さんから、細々とではあるがALSの人たちや重度の障害を持つ人たちの地域生活をいろんな形でサポートしながら、いろんなことを経験して乗り越えてきた。
できるとかできないとか、ではない。
私たちは、生きられる環境があることも、作れることも知っている。
ただそれだけなのだ。