20年前のあの、私は神戸の洋菓子店で働いていました。
轟音と共に目覚めてからの出来事は、初めて目にする事ばかりでした。

一人神戸に出ていた私には、家族が待つ帰る家がありました。

友人も知人も失わずにすみました。。

だからあの日のことを語れるのかもしれません

あの時 命が終わっていたら、
優しい旦那様にも巡り会わず、
愛おしい息子とも会ってないでしょう

そして シャンボールも無くなっているでしょう

私の命の使い道   

ぽっかり空いたあなたの心を
優しさに包まれた笑顔で埋めれるように
  今日もお菓子作ります
たくさんの愛をこめて

マーブルケーキ


ケーキハウス・シャンボール