当院では、週に1回チームカンファレンスをしています
メンバーは、医師、病棟日勤看護師、薬剤師、臨床心理士、作業療法士、PSW、
カンファレンスの前段階で看護助手からも情報や意見をもらいます。
病棟クラークさんだって情報や意見をくれます
精神科に来て驚いたのは「心理士」さんという職種ですね。
以前に精神科外来で勤務していたときは直接患者さんのことを相談することがあまりなかったんですね。
病棟はすごいですね。入院生活に密着した中で心理士さんのアドバイスが入ります。
当院は医師と心理士さんの「精神分析」が治療方針の主軸だなと感じています。
心理士さんは、私にとっては尊敬を越えて何か別世界のお人に感じていまして
目が合うと私の心を読まれてしまうのではないかとドキドキするくらいです
私たちの、あーだこーだ素人チックな相談ごとを聞き、
看護記録と医師カルテ、経過を読み取って
ズバリ真意をつくアドバイス
それはもう
あっぱれ
チームカンファレンスで心理士さんと先生が話す流れるような精神分析の内容は
日本語が難しい
精神科って日常会話で出て来ない日本語が多いですよね。
で、今日覚えた日本語
「濫費」(または乱費) です
私が「ランピって何です?」と聞けば心理士さんも先生も一緒になって解説してくれます。
気軽るに質問できる環境にホント感謝なんです
浪費は、無駄に使う。もったいない遣い方とかなわけです。
濫費は、むやみに使う。言葉のままですが、乱れた遣い方なわけですね。
精神科的には、
manic(躁状態)で起こる行動でもありますね。
病院でみるレベルというと、ヤバいくらいに遣います。
あれま~・・・と唖然とするくらいにね。
でも、ヤバいくらいの遣い方ではなくて
例えば、今まで入院中の外出で月に5000円以下の遣い方だった人が
ちょくちょく外出しては洋服買ったり外食をして
1ヶ月で10万円
くらい遣うようになったという感じだと
まぁ私たちもバッグや化粧品を買った時なんかはそのくらいになる場合もあるわけで
それって
ヤバいくらいというわけではないけど、
入院患者さんにしてはちょっと普通じゃないよなぁ
なんだかこのごろどうしたんだろう
このままのペースがいつまで続くんだろう
大丈夫かな・・・
と心配するわけです。
こういう変化をどう捉えるか。
考えられることはいろいろあります。
カンファレンスでは意見や考え方の擦り合わせが行われます。
ちょっと派手になる。そういうことが自己防衛機制になっている場合を考える。
無意識のうちの、退院への不安の現れとして調子の悪さを表現してるとか。
これくらい遣ったっていいでしょ、何か問題ある?的な「退行(それ以前のもっと低次の状態に逆戻りする)」。
もちろん、
精神障がいをかかえ、病状による判断力の低下や妄想がからむ認知の問題、知能がどうかということも考えつつ、
こういった心理面からみた行動の意味、そして対応の方針を考えるわけです。
どこまで線引きをしてあげた方が良いのか、
経費の制限を作って遣いすぎない「枠」を決めてあげることが、その人の元々できるはずのセルフケア能力を「down」とすることになり、それはイコール『病状悪化』と認定してしまうことになってしまうとしたら
本人にとってはたして良いのだろうか。
楽しみを取り上げてしまうことになり、「自閉(現実または外界から遠ざかり、対人交渉を極力避け、願望や苦悩を抱いたまま、自己の内界に閉じ込もる状態)」を作ってしまうのではないか。
・・・などなどあーだこーだと考えます。
私は、患者さんのことをあーだこーだ多職種で相談するのが好きです。
これが、一般病棟では難しかった。
今、それが精神科病院というところで、実現できている。
チームカンファレンスは、スタッフの心理的負担の軽減という効果もある。
人の心を扱う医療の謙虚さを感じる。
正解はわからないのだ
こういう方針でやって行きましょうと決めたあとに、うまく行かなければ
再度カンファレンスをする。
「こういう方針でやってみたけれど、それがあまり良くなかった。だから方針を変えよう。
この方針では良くないということがわかったのは進歩。対応の仕方によって変化が現れるということもわかったから、次につなごう。」
主治医の先生が、忙しい中でもカンファレンスを率先して予定してくれる
「みんなが患者さんの対応の仕方に疑問が出て来た時は、方針に問題が出て来たとき。」
とうちの院長は言う。
これはスタッフの感性を信頼しているとも聞き取れる言葉
がんばります

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メンバーは、医師、病棟日勤看護師、薬剤師、臨床心理士、作業療法士、PSW、
カンファレンスの前段階で看護助手からも情報や意見をもらいます。
病棟クラークさんだって情報や意見をくれます

精神科に来て驚いたのは「心理士」さんという職種ですね。
以前に精神科外来で勤務していたときは直接患者さんのことを相談することがあまりなかったんですね。
病棟はすごいですね。入院生活に密着した中で心理士さんのアドバイスが入ります。
当院は医師と心理士さんの「精神分析」が治療方針の主軸だなと感じています。
心理士さんは、私にとっては尊敬を越えて何か別世界のお人に感じていまして

目が合うと私の心を読まれてしまうのではないかとドキドキするくらいです

私たちの、あーだこーだ素人チックな相談ごとを聞き、
看護記録と医師カルテ、経過を読み取って
ズバリ真意をつくアドバイス

それはもう
あっぱれ

チームカンファレンスで心理士さんと先生が話す流れるような精神分析の内容は
日本語が難しい

精神科って日常会話で出て来ない日本語が多いですよね。
で、今日覚えた日本語
「濫費」(または乱費) です

私が「ランピって何です?」と聞けば心理士さんも先生も一緒になって解説してくれます。
気軽るに質問できる環境にホント感謝なんです

浪費は、無駄に使う。もったいない遣い方とかなわけです。
濫費は、むやみに使う。言葉のままですが、乱れた遣い方なわけですね。
精神科的には、
manic(躁状態)で起こる行動でもありますね。
病院でみるレベルというと、ヤバいくらいに遣います。
あれま~・・・と唖然とするくらいにね。
でも、ヤバいくらいの遣い方ではなくて
例えば、今まで入院中の外出で月に5000円以下の遣い方だった人が
ちょくちょく外出しては洋服買ったり外食をして
1ヶ月で10万円
くらい遣うようになったという感じだとまぁ私たちもバッグや化粧品を買った時なんかはそのくらいになる場合もあるわけで
それって
ヤバいくらいというわけではないけど、
入院患者さんにしてはちょっと普通じゃないよなぁ
なんだかこのごろどうしたんだろう
このままのペースがいつまで続くんだろう
大丈夫かな・・・

と心配するわけです。
こういう変化をどう捉えるか。
考えられることはいろいろあります。
カンファレンスでは意見や考え方の擦り合わせが行われます。
ちょっと派手になる。そういうことが自己防衛機制になっている場合を考える。
無意識のうちの、退院への不安の現れとして調子の悪さを表現してるとか。
これくらい遣ったっていいでしょ、何か問題ある?的な「退行(それ以前のもっと低次の状態に逆戻りする)」。
もちろん、
精神障がいをかかえ、病状による判断力の低下や妄想がからむ認知の問題、知能がどうかということも考えつつ、
こういった心理面からみた行動の意味、そして対応の方針を考えるわけです。
どこまで線引きをしてあげた方が良いのか、
経費の制限を作って遣いすぎない「枠」を決めてあげることが、その人の元々できるはずのセルフケア能力を「down」とすることになり、それはイコール『病状悪化』と認定してしまうことになってしまうとしたら
本人にとってはたして良いのだろうか。
楽しみを取り上げてしまうことになり、「自閉(現実または外界から遠ざかり、対人交渉を極力避け、願望や苦悩を抱いたまま、自己の内界に閉じ込もる状態)」を作ってしまうのではないか。
・・・などなどあーだこーだと考えます。
私は、患者さんのことをあーだこーだ多職種で相談するのが好きです。
これが、一般病棟では難しかった。
今、それが精神科病院というところで、実現できている。
チームカンファレンスは、スタッフの心理的負担の軽減という効果もある。
人の心を扱う医療の謙虚さを感じる。
正解はわからないのだ

こういう方針でやって行きましょうと決めたあとに、うまく行かなければ
再度カンファレンスをする。
「こういう方針でやってみたけれど、それがあまり良くなかった。だから方針を変えよう。
この方針では良くないということがわかったのは進歩。対応の仕方によって変化が現れるということもわかったから、次につなごう。」
主治医の先生が、忙しい中でもカンファレンスを率先して予定してくれる

「みんなが患者さんの対応の仕方に疑問が出て来た時は、方針に問題が出て来たとき。」
とうちの院長は言う。
これはスタッフの感性を信頼しているとも聞き取れる言葉

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