以前友人に連れて行ってもらったキャンプ場近くに透明度の高いすごーく綺麗な川があって、若者たちがキラキラとそれはそれは楽しそうに飛び込んだりして遊んでいたのを見て、息子をこの川に入れたい！と直感的に思う。
2回目の浪人生の息子。
1年目と変わらずオーラがどんより澱んでいて、やらなければいけないことは分かっているのにできないという、焦りや不安、自分でも自分のコントロールができない苦しさを彼から日々感じていたけれど、母としてはあまりにも生活態度が酷い時の注意以外は何を言うでもなく、基本的に心は落ち着いていて今は応援する気持ちでいることしかできないなと思って過ごしていた。
母親の誘いに普通に予定を確認する息子に、昭和では考えられない親子関係だなぁと思いつつ。
8月に決行。
しかも最短で決まったその日は息子のマヤ暦の誕生日。これは行くべしと、夏の旅行を息子とお留守番させられていたわんこも連れて車で2時間位の神奈川の川へ。
帰りには、自然に行きたかったんだよね〜と呟く息子。初耳だけど？と突っ込みながら。
↑動物占いではペガサス。っぽい、、。
そこから2ヶ月。
川に行った翌日位から明らかに息子の纒うオーラがクリアになって、表情、言葉、日頃の生活態度、勉強に取り組む姿勢、全てが次々と変化していった。
大自然は本当に凄い。
川だから浄化のイメージもあるけど、憑き物が落ちたというよりも、こんがらがった人間のエネルギーを元に戻してくれる力があるのだと思う。
脳から発せられる電気信号がピタリと規則的に並んだような自律神経系に作用した感じと、エネルギーの流れが本来の自然な方向に整った感覚。
そして、集中できるようになって成績が伸びてきたようで模試の結果や日々の勉強のこと、塾の先生とのやりとりなどなど、生き生きと話をしてくれる様子を見て、よかったなと。
そんな話を聞くたびに、ほら、川に行ってからだよね〜！凄くない？自然。マヤ暦の誕生日だったし。そして私偉くない？と言う母。
本人も段々洗脳されてきたのか本当にそう感じるのかは分からないけど、そうかもと言うようになっている。
そしてここ数ヶ月、エネルギーのバランスを取るために走っている私。
必要ないと思うけどお年頃でダイエットしたい息子と娘が順番で付き合ってくれていて、この前息子と一緒に走っていたら自分の素晴らしさについて語り始めた。
どんなに自分が有能な人間か的な、それはまぁツッコミどころ満載のことばかりで、それとりあえず大学に受かってから言えば？と何度か言ったけど、そう言っちゃうとややこしいから受かったテイで聞いて、と言われたのでニヤニヤしながら聞くことに。
そしたら、あれこれ話した最後に
〇〇（息子の名前）ね、将来に希望しかないんだよね〜と。
不安を隠すための強がりでもなく、そう言って自分を鼓舞しているでもなく魂からの喜びに満ちた音で、サラリと。
もう手放したつもりでいた、この子は大丈夫だろうかという想いが私の中にまだほんの少しだけ残っている実感と共に、それが私の中から消えてなくなっていくのがはっきりと解った瞬間。
人が不安のない状態でいるには、これを学んだから、これだけやったから、こんな結果を出したからとか、何か根拠になる事実を探しがちだけれど、そんなものは何もなくてもただ無条件に今ここにいる自分を信頼していること、しかもそのことへの喜びを日常の中で感じられていることが本来の自然な姿だよねと、聞いていて本当に爽やかな気持ちになった。
そしてそれはどんな形であろうと彼の人生の中で現実になるのだろうなと。
私が48年かけて色々な体験をして精神世界を探求してやっと体感できるようになったことを20年で体現している息子、今の若者の魂はやっぱり素晴らしいと再認識。昭和生まれにはないものを確実に持っている。
私は幸運にも強靭な魂の息子だったから、母として果敢に押し付けようとしてきた過去のどんなコントロールも受け入れずに自分で自分の光を守って育ってくれたけれど、弱さのある子だったらその光を確実に小さくしていた自信がある。
子育て経験を私の宝にしてくれた息子に感謝しつつ、これからの子どもたちの優れた感覚や魂を守るためにも、私にできることを続けながら光を拡げていきます✨
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子どもとの関係性を望むものにしていくには、まずは自分を知ること、自分を整えることが最優先。
母として成長していくことの悦びを感じることができる、親子関係に特化した実践的カウンセリングをしています。
必要な方は是非。
