オレは、大学生の頃、或る百貨店のバイトで、名画を観る機会がありました。
ルネサンス名画シリーズ。
たしか、ルネッサンス時代のおフランスの作品だったような気がします。
ゴーギャン、セザンヌ、モネ、ルノワール、ドガ、ムンク。ミレー…。
うっとりでした。
このような名画を、小さい頃から憧れていた名画に触れ、ただただですね、感動に打ち震えていたような気がします。
また、いつか見に行こうかと思っております。
と、同時に開催されていたのが、同展覧会…。
オレは、この初めて見る、ミニ盆栽とやらの、ミニなんていう存在に関わらず、その存在が醸し出す雰囲気、その存在にとどまらない大きな存在としての圧倒的な力に、心を奪われてしまったのであります。
そこには、独特な存在感、圧倒的な存在感、ただ、今、在ること意識させてしまう何かというものを、これまでか、というくらいに感じた次第。
確かに、小さき存在なのではあるのだが、その存在が醸し出す圧倒的な力は、現在、過去、未来という、時間空間をすら行き来する存在として、オレの心に刻まれた次第。
この時間のですね、認識を意識させるということがですね、芸術作品としてのですね、価値の一つだと認識した次第であります。
時間の推移を感じさせることの出来ない作品は愚であるとさえ、思った次第あります。
なにか、よく分からない感想ではありますが…。(苦笑)
同時期に、この芸術作品に出会えた事に感謝する次第。
だってサ、今だに心のなかに在るんだもの。