昨夜は久しぶりに会社のM氏と飲んだ。
部署が変わってもオレの課の所属なので、組織上は変わらずM氏は部下なのだが、そんな組織上の肩書など全く関係のないつきあいである。
人生の先輩でもあるM氏は、いろんな意味において教えを頂く師でもある。
昨日も会社のグチなどで大いに盛り上がった。
昨夜は、M氏の紹介で梅田の茶屋町になるのかな、で飲んだ。

炉端焼き屋さん。
炉端焼きなんてじっつにおひさしブリーフ。
大きな炉端の円卓に通された。
もちろん、生から始める。
キンキンに冷えたビール。
M氏とは実に久しぶりの乾杯である🍻
お通しの枝豆とピリ辛キュウリなどでかるく…。
7時頃に入店し、その頃は、5、6人の中年サラリーマングループのみだったのだが、乾杯したあたりから、若い女性の二人組やら、若いカップルなどが入ってきてすぐに満席の状況に…。
女性が多いのが印象的。
しかし、300円とは思えないレベルの美味しさ。
これは、女性に流行る訳だ。
色々と仕事の話やらで楽しく飲み、地元近くのM氏の常連であるたこ焼き屋さんに。
以前、紹介したことのあるお店だ。
代わりに厨房には見慣れない、40くらいのニコニコとした男性がいる。
エッ、店変わったんかな…?
M氏が男性に尋ねる。
ママさんは?
すんません、ママさんは飲みに行ってまして、もうすぐ帰ると思うんですけど、急に店見といてなんて言われたんですよ…。
で、申し訳ないんですけど、オツマミは、チョッと時間のたったたこ焼きくらいしか無くて…。
スマなさそうに答える。
店頭にいた若い娘さんが、今からママのいる店に行って呼んでくるわ、なんて…。
実の娘さんらしい。
とりあえず、セッカク来たんだから、と狭い店の中のテーブルへと。
奥の席には20代くらいの赤ちゃんを抱いた女性と40代くらいの女性。手前には四〇代くらいの男性客の二人連れ。
入って、セルフで冷蔵庫からハイボールを。
アテは、にわか店長が済まなさそうに言っていた、たこ焼き。
この店の、不思議な雰囲気その一である。
ホント、すぐに溶け込めるこの店独特の一体感は何なのかと驚く。
にわか店長だが、聞けば常連客であるという。
20代の赤ちゃんを抱いた奥さんと飲んでたら、急にママさんに電話がかかって来ると、
「チョットごめん、飲みに行ってくるから、店お願い…」
なんて言われて、厨房にいる、ということらしい。
不思議な店その二である。
(なんちゅう、ママや…)
にわかニコニコ店長、奥さんとは、15歳も離れているらしく、奥様は25歳、にわか店長は40歳。
馴れ初めは、街コンとのこと。
顔に似合わず、にわか店長が猛アタックしてゴールインしたとのこと。
幸せなこっちゃ。
実に優しそうなにわか店長。
奥さんも良い娘だ。
色んな話で盛り上がっているところへ、先に来ていた女性客のツレの女性が店へ、そして、ジャニーズ系の優男ふうの男性のカップルが…。
もう、みんな初めて会うんだが、全く以前から知ってるような雰囲気で、楽しい話しで盛り上がる。
大いに盛り上がったのだが、終電前に店をあとにした。
楽しかった〜!!
M氏と、またイコカ、なんて言い合い雨の中を駅へと。
地元の駅までは一駅。
駅をおり、向かうはじっつにひさしブリーフの、坊主頭のマスターがいる隠れ家的なバー、テキーラへ。
しかし、お休みなのでした。
残念に思いながらも、楽しい飲みの時間を思い出しながら、雨の中、家へと帰るのでした。
いい店、いい人、いい肴…。
また、行こうっと…♪






