数日前の寒い日、オレは緑地公園周りのウォーキングをした。

上下しっかりと防寒スタイルでだ。

いつもと違うのはリュックを背負っていたことだ。

何故か、こんな寒い日にベンチで缶チューハイでも飲もうかな、なんて酔狂なことを思い立ったのである。

飲んだくれ、ここに極まれリ、である。

自宅を出てから、一時間ほど歩いた公園のベンチに座る。

前のベンチにはカップルらしき男女。

楽しげである。

平和なひと時を感じる。

平日の寒い日の昼下がりである。

リュックから、最近好んで飲んでいる缶チューハイを一本取り出し、プシュッと。



なんか気に入っている。

クビリ、一口すする。

炭酸の刺激と程よいアルコールの混じった爽やかな味わいが口の中に広がる。

優勝!
(バカのひとつ覚えで、意味不明だが心のなかで叫んでいるオレ、笑)

一口すするごとにジンワリと酔いに痺れてくる感覚を楽しみながら、独り、この薄ら寒い状況の中にいることに、しみじみとした趣きを感じる。



ツマミは、先日鬼嫁の祖母の法要のお供えのいただき物であるオカキである。




ツマミながら、グビリと缶チューハイを飲る。

冷え冷えとした景色を眺めながら、とりとめのないことを考える。

バイデンアメリカのテキサス州では、バイデン直轄の米軍とテキサス州直轄の州兵が国境あたりで対峙しているという。

バイデンの狂ったような移民ウェルカム政策により、アメリカの治安維持を目指すテキサス州及びそれに賛同する二十州ほどの州兵が国境あたりで壁を新たに拵え守っているのだ。

今のところ、お互い深刻な事態にはなっておらず、理性的な弁えた状況であるのだが…。
(最悪の場合、内戦になりかねない)

このアメリカユダヤに支配されたバイデンアメリカだが、アフガン戦争、シリア政策、アラブ外交、北朝鮮外交、ウクライナ戦争、イスラエル戦争、ユダヤ覇権、ドル覇権などの失敗、内政においては国境問題、不法移民問題の失敗など、アメリカを破壊し、滅亡へと誘う伝道師として大いに活躍?し、歴代の大統領史上極めて間抜けな存在として語り継がれることになりそうな状況である。

その間抜けなアメリカバイデンの子分である我が国の岸田首相だが、言うがままにウクライナへの莫大な援助やらイスラエル支援をカツアゲされ、国民に大きな負担を強きながら従うしかない我が国とG7。
(そんな余裕があるんやったら能登地震の被災者にもっと手厚い支援を素早くヤッタレよと思うのだが…。)

今や世界の覇権は、ロシアプーチンを中心とするグローバルサウスに移りつつある。

新しい時代の地響きを感じずにはいられないとともに、日本の未来への絶望感もまた、思わずにはいられない。

昼間から公園のベンチに座り、飲んだくれているオレにそのような批判をすることなどチャンチャラおかしいと思われるかもしれないが、なんとも如何しがたい日本の状況を考えずにはおれないのである。

我々一般国民にできることとは言えば、選挙によってしか平和的に自分の意志を示すしかないのであるが。

少し複雑な気持ちになりながら、缶チューハイの酔にシビれながら頭の中に流れてきた曲。

古いアメリカのプログレッシヴバンド、カンサスの名曲である。

それを、最近、学生の頃よく聴いていたスコーピオンズがカバーしていたYouTube番組で視聴し、改めて良い曲だなーと思ったのである。

この曲の歌詞のように、

世界もまた、

永遠ということはない…、

ただ、哀しい悲惨な歴史だけはくり返してほしくない、と願うばかりである。

Dust in the wind
All they are is dust in the wind


風に漂う塵
そう皆 そんなちっぽけな存在なんだ