昨日は久しぶりにジャンジャン横丁へ。
先日から、口がたこ焼きとかお好み焼きとか、粉モンづいておりまして、思い出したのが、エビ先の紹介してくれた「近江屋」の串カツ。
このお店の串カツはですね、コロモがパン粉じゃないんですね、天ぷらみたいな感じのコロモなんですよ。
見かけは、こんな大きな天ぷらみたいなコロモ、すぐにお腹がふくれてしまうやん、と思ったのですけれどもですね、不思議と胃にもたれない、なんぼでもいただける感じなんですよ。
前回頂いてですね、感動してしまったほどなんです。
普通、串カツと言いますと「だるま」さんを筆頭にコロモはパン粉だと思われてますでしょ。
しかし、ここのですね、串カツは原料は詳しく聞いてないので知らないんですけれども、天ぷらのようにふわふわしたコロモなんですよ。
もう、思い出したら、口の中に唾液がじゅわわーんと...。
居てもたってもいられん状況となってしまいました。
50過ぎの中年オヤジがですね、いい年して頭の中を串カツでいっぱいにしております。(笑)
で、エビ先と三時に待ち合わせ、毎度の昼飲み。
エビ先に案内してもらい、いそいそとお店へ。
しかし、ですよ、なんと閉まっているではありませんか。
入口には、14:00~16:00は中休み、との張り紙。
ガーン。
もうこのショックは言葉に筆舌しがたいほど...。
しかし、エビ先、本店、念のために行ってみよか、なんて、うれしい事を言ってくれるやおまへんか!
しかしやね、中休み。
(当たり前やわね...)
このソースにまみれた串カツでいっぱいのこの頭の中をどうしてくれようか。
怒りと哀しみの入り混じった半ば放心状態で、空をしばし、仰ぎ見る中年のオッサン。
気も狂わんばかりの喪失感に絶望的な気持ちになり、発作的に、いっそ、あの通天閣から飛び込んでしまいそうになるのを必死で押しとどめる私。
じゃ、ということで数回行ったことのある「赤坂屋」へ。
少しすいておりまして、すぐに入店。
かわいらしい女の子の店員さんが、注文を聞きに。
ビールで乾杯♪
アテはもちろん串カツ、近江屋に行くので、ほどほどにする。
牛ホルモン、おすすめのカルビのたれ焼き、どて焼き。
普通にうまいが、やはり、私としては、あのもっこり、フワフワの串カツが良いのである。
適当に食べて時間になったので、近江屋へ。
カウンターに通され、エビ先は瓶ビール、私はハイボールを所望。
こぎれいなお店です。
私たちが入ったあと、どんどんお客様が来て、すぐに満席。
いやー、はやってますね。
エビ先が串カツ10本ほど、オーダー。
かち割りワインをの飲み飲み、串カツを待ちます。
ほどなくして、5本づつバットに供されました。
写真がネーじゃん!
(アホやのぅ)
どうですか、この圧倒的な存在感。
(画像が無いので勝手に想像してください!謝)
琥珀色にも近いような鮮やかな惚れ惚れとする御身。
ガオーッ!
まずは、串カツをおもむろに手に持ち、ソースの入ったバットに浸す。
血走った眼をたぎらせながら、その琥珀色の御身を口の中へガブリと...。
あっさりとしたそれでいてしっかりとしたソースの風味が口の中全体へ広がり、一気に支配していきます。
かち割りワインを飲むのも忘れ、熱々のところをガブリガブリと豪快に口の中へと運ぶのでありました。
串カツを追加、おいしそうなタコの唐揚げと海老を注文。
でかい海老である。
プリップリッ!
かち割りワインがすすむのであります。
隣向こうのカウンターには、白人の若いカップル。
メニューを指でさしながら注文していました。
久しぶりに来たジャンジャン横丁でしたが、以前に比べ、海外からの白人さんのグループがたくさん見受けられました。
全盛期ほどではないにせよ、確実に客足は回復基調のようです。
店を出て、酔い覚ましに懐かしい街中を。
近江屋の本店をのぞく。
並んでいないやんというと、エビ先が「と思うやろ、アッコ見てみ!」
と店の入り口の対面を案内。
すると、20人ほどが並んでおります。
店の前は、他店に迷惑になるからと邪魔にならない対面で並んでいただいている、
と、いうわけなのでありました。
そして、懐かしきエビ先の学生時代のツレで講師をしていたSセンセのバイト先であった映画館へ。
アハハ。
なかなか、おアツいタイトルですこと。
良い子は入ってはイケませんわ…。(笑)
(酔っ払いのおっさんも…)
おいしい串カツに満足し、いい気持になりながら駅へと向かったのでありました。
駅前に、こんな昭和然としたお店も趣がありますね。
また、行くのであります。












