今日は休み。

天気がいい。

気象予報を視ると、なんと明日から寒波。

大雪の注意が促されている。

なのに、なんていい天気なんだ。

嬉しくなった。

暖かいし、風もない。

滅多と無い好天気。

瞬間、今日は川見をしようと思い立った。

お昼はパパッとあんかけ焼きそばをビールで流し、急ぎ準備をして伊丹空港近くの川べりへ。



 

少し護岸工事が入っていたりなどしておりまして、水辺に近いところにはいけないのが難でありますが、久しぶりの川見ですが、気持ちいいのであります。

実に流血騒ぎを起こして以来、行ってなかったのでありますから、どれくらい経つのでしょう、2年ぶり?くらいでしょうか。(恥)

ま、コロナ禍におけるワチャワチャがありましたので、余計に時期が定かではありません。

でも、人工の河岸に腰かけ、遠くの川の流れを見つめていると、なんかホッとしますね。

雑音もあまり無いですし、聞こえるのは川で泳ぐ鴈の群れの鳴き声やら、近くの学校でしょうか、野球をしている青年らの声やら、ジェット機の音が遠くに聞こえるくらいです。

それも気にならないくらいの。

割りと静かです。

少しの自然でもですね、日常の喧騒を離れますと、精神的に穏やかな自分であることを認識します。

で、やはり飲んだくれとしては飲むのでありまして…。 

アハハ。 




仕方ありませんね。

今や、コレが人生の楽しみの一つになっておる次第でして…。

酔い気分になりながら、いつもの日本中世文学の代表的な作品、鴨長明の随筆の一節が思い浮かぶ。

『行く川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたかは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。』

そこしか知らないんですけれども、やはり、川の流れを見つめていると頭の中に浮かんでくる。

とてもではないが、川の流れを見て鴨長明と同様の人生観に到達できるはずも無いのですが、その人生における無常観というのは少なからず、理解できるのであります。

これから先の事を考えるのですが、なかなか薄らバカの凡人には見通せないですね。

混沌としたジェットコースターのような時期を迎えるのかな、という事が感じられるくらいなものです。

そのような中でも、少しでも右往左往せず、うろたえず、現実に向き合いたいと思う次第であります。

何がホントで何が噓なのか、なかなか分かりにくい状況になってはいるのですが、独断と偏見の気持ちで言いますと、

やはり、自分の自惚れが強いかも知れませんが、自分自身の直感を信じたいと思いますし、それに加味した上で現在起きている色々な状況を考えていきたいと思います。

この3年くらいで実にですね、急に色んな事が起こって来てる。

政府が、世界機関が、何と言おうとですね、その流れについていけない自分がいるのであります。

雁の鳴き声を聞きながら、色々な事を考えた次第。