本日は休みなのだが、先日の業務の報告書作成で本社へ。
締切があり、今日やらないと間に合わない。
朝早くに家を出て作成。
9時には終える。
せっかく来たので、寄っちゃうんだよねぇ。
朝飲みだ。
昨日からの連チャン飲みだ。
飲んだくれ、ココに極まれリだ。
またしても、オレが初めての客。
マスターに、ヤッてる?
と聞くと、
ヤッてる、ヤッてる〜♥
(当たり前だが、ウソ)
奥様だろうか、和服割烹着姿の若女将に、生ビールと豆の卵煮を。
(正式名称をドわすれ)
静かな店内、独りで飲むチョイとした寂しさの漂う空間が心地良い。
歳を経るに従って煩わしい人との関わりを避け、独りで飲む酒がイイなんて思うようになってきた。
四六時中、人と交わってなんて方もいらっしゃるのだろうが、オレはゴメンだ。
仕事だけでいい。
その仕事ですらも最近は、鬱陶しくなったりする。
でも、独りっきりというのもイヤなのである。
適度な距離感が必要だ。
おでんと酒を若女将に注文する。
じゃがいも、大根、肉団子。
なんてことない普通の品々。
だが、じゃがいもはおでんでは初めて食すような気がする。
じゃがいもを箸で突き崩す。
出汁をほんのり吸ったじゃがいもを口に含む。
ホクホクとした出汁を吸ったジャガイモ、ほんのりとした甘味も感じられる。
酒で流すのだが、いいなー、ジャガイモも。
大根には辛子をつけて食す。
普通に美味しい。
肉団子なぞ、そのへんのスーパーで売ってるヤツなんだろうが、こういう店で食べるとナゼか愛おしくなる。
そういう不思議さがあるのが立ち飲みの妙。
いい気分になって店を出ると、懐かしいスターシップの曲が頭の中に流れてきたのでした。


