中村耕一という名前を覚えているだろうか。
ピンと来ない方もいらっしゃると思いますが、『何も言えなくて』という’90年代に爆発的なヒット曲を飛ばしたJWALkというバンドのヴォーカルをしていた方。
(作曲もしていた)
そして、その栄光ののち、麻薬関係で逮捕され、第一線から追放された方でもある。
タマタマ、You Tubeを視聴しておりましたら、彼の名前を発見、視聴したのである。
そのyoutuberさんも音楽関係の方でライブハウスも営んでおられる方。
ゲストが中村耕一さんで、色々と事件のこととか、デビューのきっかけなんかをインタビューしている内容の番組でした。
ボカー、このブログでも何度かJWALKの事をあげていたのですが、ボクがこのグループの存在を知ったのが、
中1か、中2の頃、大阪の大学に通っていた兄貴が夏に帰省して当時カセットテープで聴いたのが初め。
聴いたのが、『ジャスト・ビコーズ』。
なんていい曲なんだろうと思いました。
その頃からのファンなんですよね。
で、生のライブに行ったのが、ローカルなんだけれども大阪狭山市の市民文化ホール。
(当時勤めていた会社の関係で)
髭面のシブい中村さんの気持ちのこもった歌い方に熱いモノを感じました。
飲みに行ってのカラオケではもうボクの18番であります。
そんな中村さんが、例の事件で表舞台から消えて何年たったのでしょう。
何らかの広告ではライブを演っているとの噂は聞いていたのですが。
でも、それは事実だったようです。
彼が音楽を目指したきっかけは、柳ジョージ&レイニーウッドでした。
柳ジョージ&レイニーウッド。
知る人ぞ知る存在ではありますが、ボク的には、『スマイルオンミー』などのヒット曲等もある方なので知ってはいた、というくらいの存在。
しかし、そこにクロスするのかと...。
しかも、事件を起こし、失意と反省を送る日々の中、手を差し伸べてくれたのは、
またもや、デビューに関してもきっかけであった、レイニーウッドの方であったという感動の話しがあったのです。
今日は、その話の動画ではありません。
この曲、確か元バンドで演ってた曲なのでは、と思い載せた次第。
法を外した人間が、一度は絶望を味わい二度と歌の道には、と思うほど思い詰めた人生、
でも、そこに手を差し伸べる方がいた。
ボクはそこに人の厚い繋がりを感じたのであります。
そんな中村氏が歌っているこの歌なんですが、イイ曲だと思った次第でございます!
https://youtu.be/bv1axYZ3thE