支援業務を終え、本社に行く。

雨が降る前にと思いつつ歩いて行く。

雨を予想していたのだが、ラッキーなことにやんでいる。

街の中を大急ぎで歩く。

客先へのチョイとした提案をする約束をしたので、行くのだ。

予定では30分くらいで済ますつもりだったが、3倍近くもかかってしまった。

能力の無さを再認識。

昼過ぎに会社を退社、向かうはいつもの角打ち。

しがないサラリーマンのオアシス。

朝からやってるお店、安い、まあそこそこ美味しい、となればだな、飲んだくれとしては行かずばなるまい、なのだ。

マカロニサラダがある。



てんこ盛り❤

もちろん、サッポロラガーで飲る。

一仕事終えたあとのビールは、美味い!

マカサラをちびりちびりツマミつつ、というのが、せせこましくて、また、いい。

左隣には若いカップルが昼間から飲んでいる。

そのまた隣には、地元のじ~さま方が楽しんでいる。

かたや右隣には、ボクのようなピン客が独り飲みを楽しんでいる。

いろんな人が集う。

それが場末の酒場。

それぞれが、それぞれの思いで楽しんでいる。

大好きな鰺の南蛮があった。

冷酒と頂く。



酒道粋人...、粋人には程遠いが目指したいものだ。

ほんのり甘みのあるお酢かげんが絶妙な美味しさ。

それを、冷酒でサラリと流す。

付け合せの色とりどりな野菜がいい。

サクリとした食感が、変化を誘い、また一口となる。

食もリズムだね。

なんとも言えない空間。

独り、取止めのないことを考えながら酒場で飲む、このかけがえのない時間。

取るに足りないことかもしれないが、自分にとっては無くてはならない時間だ。

ほろ酔い気分で、酒場をあとにした。



頭の中には、なぜか、かなり昔に聴いた曲が流れていた...。