久しぶりの外食ラーメンである。
以前行ったのがいつだったのか、どんな店だったのか思い出せないくらいだ。
多分、思い当たることと言えば、神奈川から千葉に単身赴任中の愉快な仲間、たかひー氏が来阪した折に食べた、
千日前の金龍ラーメン以来かと記憶する。
ザッと2年以上前のことだ。
今日は茨木で打ち合わせがあり、ラーメン好きな会社の若い衆との同行だったので、
久しぶりに食ってみっか、と思い、行ったのだ。
割と人気店の同店近くでの打ち合わせだったので、開店と同時に入店した次第。
初めての同店であるが、メニューを見て即決。
こだわりの塩ラーメンと半チャーハンのセットなのだ。
最近は、あっさりした塩でイイのだ。
若い衆は、つけ麺の特盛り&鶏唐4個。
さすが、よー食うわ!!!
😳
ほどなくして着丼。
きんせいの大きな文字の丼に鶏と魚介出汁の透きとおったスープがキラキラと光っている。
薄ピンク色の品の良さそうなチャーシューが、スープの上に2枚ほどプカリと浮いている。
まずは、スープをすすってみる。
あぢーーーーっ!!!
(ホント、熱々...。)
猫舌のボカー、心のなかで叫ぶ。
最初の一声が、あぢーだなんて、アンダンテ...。
(特に、意味なし^^;)
舌をレロレロ悶えさせながら、スープの味を確かめようと試みる。
あっさりとした鶏の脂と魚介の旨味がクールに喉の奥へスルリとぬけていく。
品のあるスープだ。
雑味がない感じ。
麺も中太で噛みごたえのある麺。
半チャーハンを食べてみる。
脂にまみれたしっとりとしたチャーハンだ。
最近は自作のパラパラチャーハンしか食していないので、このようなしっとりとした脂をまとったチャーハンを食べるのは久しぶりで、美味い。
脂にまみれたチャーハンの米粒を、ラーメンのスープで流し込む。
チャーハンにまみれた脂があっさりとしたスープに溶けて、まろみが増したような風味を楽しむ。
麺を啜り、チャーシューを齧り、スープを飲み、チャーハンをスプーンですくい、また、スープ。
一連の動作を幾度となく続ける。
焼け爛れた舌がヒリヒリするのだが、十分にラーメン&チャーハンの世界を楽しんだのだ。
タマには、店で食べるのもいいなーなんて思った次第。
寒さが少しだけ戻り、風に捲れた暖簾をあとに店を出るのでした。


