「草枕」-夏目漱石
智に働けば角(かど)が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角(とかく)に人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画(え)が出来る。
人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。矢張り向こう三軒両隣りにちらちらする唯(ただ)の人である。唯の人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりも猶住みにくかろう。
冒頭から、文豪の一文をご披露させていただいた。
今日は、夏目漱石の日であるという。
文部省からの賞を文豪が断ったことからきているという。
余談ではあるが...。
ボカー、色々と立て込んでくると今いるこの場所から逃れたくなる。
(アカンタレやねん...)
どこか遠い誰も知らない国へ行きたくなる。
(ボッチが好きやねん...)
でも、色々と考えているうちに決まってこの名文が浮かんでくるのだ。
正に、人の世の現実を突き詰めた真理であると思う。
今さらながら、明治の文豪の並外れた洞察に感嘆するのみである。
そうなんだよな、今在るすべてのものが嫌になったからといって、新しい
場所へ移ったとしても、また、同じようなことが起きるのだ。
だって、人の世界だもの、酢の物。
色んな考えの人間がいる人の世界だもの、酢の物。
向こう三軒両隣にちらちらする唯(ただ)の人だもの、酢の物。
(も、えーちゅうねん!)
という非常にありがたい精神の軸となる名文を思い出しつつ、ややもすれば
困難の壁から逃避せんとする己と激しく葛藤しながら日々生きているのだ。
(ウソウソ!)(-_-;)
ま、大げさな表現はいつもの事、お許しになって!
でもまあ、壁にぶち当たったとて逃げるわけにはいかないよなー!
逃げても一時的な不安の解消のみで、抜本的な解決はならないよなー!
しかも、それが何倍もの負荷となって跳ね返ってくるわなー!!!
(苦)
ま、ぼろぼろになろうが、べそかこうが必死になってバタバタ向かっていくしかないんだよなー!
(汗かいて べそかいてね~♪)
昭和ヤローだからね、己のありったけでぶつかっていくしかないんだよなー!
ま、そんなときはね、ウルフルズの歌でも聴いてハッスル、ハッスルー!!!
うっふん💖
(なんでやねん!)
すみません、とりとめなくて...💦
