エディ・ヴァン・ヘイレンが亡くなった。

悲しい。

全米No.1となった『ジャンプ』。

名実ともにヴァン・ヘイレンがNo.1になった作品だった。

『ジャンプ』の入ったアルバム『1984』は、よく聴いたなぁ。

ギターだけでなく、シンセサイザーも駆使しながらのサウンドの組み立ては斬新かつ創造性豊かであり、

これからのヴァン・ヘイレンの音楽性の広がりを期待させるには十分なものであった。

そして、それは、ボーカルにサミー・ヘイガーを迎え新生ヴァン・ヘイレンへと引き継がれ、

新しい音楽性を見事に昇華させ、更なる成功へと導いていったのだ。

個人的には、サミーヘイガーをボーカルに迎えた時のヴァン・ヘイレンの方が好きだ。

それにしても、あのギターの音色は正に、彼でなければ出せない音なのだ。

何て言うんだろ、あのギターの骨太な音色というか、迫力のある太さ、それでいてクリアで洗練された音には、何でそんな音が出せるんだろうという疑問しかない。

たとえ、同じギター、機材を使用したとて、同じ音は出せない。

機械的な事だけでは無いように思うのだが、僕には残念ながら、説明できる言葉を持たない。

7、8年前の大阪府立体育館でのライブが最後となってしまった。

その当時から病を発症していたのか、1984時の体型ではなく、かなり肥っており、変わり果てた姿にショックを感じたのを覚えている。

それ以降、そんなにヴァン・ヘイレンについては触れることも無くなっていった。

『ギターの神様』とも称された天才ギタリストの死去は非常に残念なことでもあり、悲しいことである。

でも、彼の遺した偉大なる作品は永遠にファンの人々の心の中に生き続け、輝き続けることだろう。

ギターを愛する者の一人として、

偉大なる『ギターの神様』に、心から哀悼の意を表したいと思います。