今日は三重の客先にご挨拶に行ったので、帰り道の天理で昼飯なのだ。

最近は、このパターンが多いのだ。

ワンパターンになりつつあるのだ。

他にもたくさんあるだろうし、タマには新しい店も訪問しろや、とも思うのだが、

安易に行きやすい店へと足は向かうのだ。

今日は比較的早い時間に到着したのだ。

開店すぐの11:30過ぎだったのだ。

暖簾をくぐり、引き戸を開けると、目の前に大柄の男2に女1のグループ連れがすでに来店していたのだ。

4人がけのテーブル席の1つに席を求めて、厨房のおばちゃんにオーダーをするのだ。

本日のオーダーは決まっているのだ。

非常にシンプルに焼きめし(並)に醤油ラーメン(並)なのだ。

(並)と書いたのは、大盛りもあるからなのだ。

実際、一番乗りのグループ連れの大柄の男性は、スタミナラーメン(名物)の大を注文していたのだ。

それぞれ単品を頼んだのだが、量が多そうな気がするので、チョイと不安なのだが、

注文してしまったので、食うしかないのだ。

モロ、昭和の大衆食堂なのだ。

BGMは、有線だろうか、知らない演歌歌手の歌が流れているのだ。

個人的には、要らないのだが、昭和の哀愁を帯びた庶民の食堂文化を醸し出す要素となっているのだ。



昭和食堂のワンショット!

煤けた壁が歴史を物語っているのだ。

でも、なんかこういう雰囲気は落ち着く感じがするのだ。

時おり、客の声が聞こえるだけなのだ。

食堂の雰囲気を味わいながらボーッとしておりますと、やって来ました。

注文の品が...。



焼きめしについている、福神漬けの紅が眩しく目に飛び込んでくるのだ。

ラーメンをアーップ!



スープの上にチャーシューが漂っているのだ。

さて、スープを頂いてみましょう。

ま、ボカー、ラーメンマニアではありませんので、ラーメンについてはくわしくありません。

普通に美味しいとだけ申しておきましょう。

ただ、個人的には濃いあじつけだなという感想なのだ。

では、焼きめしも...!



所々、チョイと焦げた感じの米があり、それがなんとも食欲を刺激するのだ。

スプーンで一口、ん?懐かしい味なのだ。

炒飯ではなく、オカンの作っていた焼きめしなのだ。

めちゃくちゃ美味いというものではないが、油っぽくなく全体的に卵の甘味がふんわりと全体を包んでおり、

優しい味わいに仕上がっているので、バクバク食べてしまうのだ。

焦げもアクセントになっていい感じなのだ。

しかも、量が不通のお店の1.5倍はあるかというくらいの量なのだ。

多い気もするのだが、あっさりしているので、バクバクイケるのだ。

脂身の多いチャーシューをかじりながら、焼きめしでその脂を吸わせて、味のハーモニーを楽しむのだ。

地味に美味いのだ♪

メンマをかじり、食感を楽しみ、焼きめしを口に含んでスープで湿らすのだ。

小さな食の世界の融合を楽しむのだ。

かなり、お腹がイッパイになったのだが、シンプルな焼きめしに醤油ラーメンという組み合わせを楽しんだのだ。

しかし、このお店は、カツ丼が人気みたいなのだ。

今日のお客さんは、ほぼカツ丼を注文していたのだ。

ま、名物ですからね、しかも、大盛りを頼んでいる方が多かったのが、びっくりだったのだ。

ビジュアル的にスゴい!食えねー!という感想...。

また、三重の帰りに寄ることにするのだ。

こういう食堂は、今や、貴重な存在なので、せいぜい利用させて頂くことにするのだ。



懐かしい赤いコーラの冷蔵庫が目印のお店なのだ。