時たま、焼き鳥が無性に食べたくなるのである。

ボカー、肉はどの種類でも好きなのだが、しいていえば、鳥が好きなのである。

特に塩味だけの手羽元の素揚げしたのが単純に好きなのだが、鬼嫁は、危ない(油が半端なくハネル)からヤダ!と言って、

作ってくれないのである。

なら、自分で作ればいいものの、やはり、揚げ物は恐いのでヤダ!となり、やらないのである。

で、いつまでたっても素揚げは食べられないのである。

て、手羽元の素揚げの話ではないのである。

最近、焼き鳥と言えば、地元の『鶏幸』なのである。

安くて間違いのない美味さなのである。

素材の良さはもちろんのこと、マスターの

料理に対する真剣さかビシバシ伝わってくるし、その丁寧な仕事ぶりが焼き鳥に確実に反映されているのである。

まずはビールで乾杯である。



生ビールとつきだしのピクルスみたいな一品。

適度なお酢加減でさっぱりとした美味しさ、生ビールに合うのである。

必ず注文する『肝のレア焼き』



プリップリの肝ですよ、奥さん!

思わず頬が緩む美味しさなのである。

「うめー、うめー、うめーーーっ!」

恥ずかしげもなく、叫んでしまうのである。

久しぶりに『ぼんじり』




噛んだ瞬間に上質な脂がじゅわーんと舌の上に広がり、旨味が口中に広がっていくのである。

『うめー、うめー、うめーーーっ!』

恥ずかしげもなく叫ぶのである。

『心残り』という珍しい希少部位もいただくのである。



肉の旨味が凝縮されたようなこく味のあるアトを引くような美味さなのである。

「うめーーーーーーーーーーっ!!」

興奮したアナウンサーの実況中継のように叫ぶのである。

も、何を食べても美味いのである。

以降、

『つくね』



『皮』



『こころ&肝』



『手羽先』



言うことないのである。

途中、箸休めに『胡瓜の浅漬け』



食間とさっぱり感がいいのである。

お客さんも開店と同時にすぐに満席になるような繁盛店なのである。

ナゼか夫婦連れのようなお客さんが多いような気がするのだが、うるさくもなくて落ち着いた感じで楽しめる店の雰囲気もいいのである。

書きながら、また、行きたくなってきたのである。