最近、少しだけ朝夕が肌寒くなってきましたが、日が高くなると暑くなるというような、
微妙な調整がいるごめんくさい、いや、めんどくさい日々ですが、皆様にはご機嫌麗しゅう...。
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いい天気です、秋晴れですね。
そんな絶好の天気のなか、休みなのだがチョイと仕事の野暮用を済ませ、
実に久しぶりに天満の『田舎屋食堂』さんに、お昼がてら、ビールをチョイ飲みしようなんて、予定を立てたのです。
ずいぶんと前にブログに書いた覚えがあるのですが、何年前か記憶にありません。
丁度、古き良き昭和の大衆食堂に興味を持った頃に行ったような気がするのみです。
久しぶりに、名物のだし巻き卵をアテにビールを飲みたくなってですね、行ったと、まあ、そういうわけなのです!
このお店は、お気に入りの立呑屋『得一扇町店』の近くにあるのです。
天気がいいので、散歩がてら肥後橋の営業所から歩きました。
ボカー、田舎者ですので人の顔を眺めるのが好きで結構チラチラ、見たりするのです。
特に、ヘンな人なんかを見つけるのが面白いのですが、
ファッションも含め、今流行りの化粧やら、髪型やらが非常に良くわかるのです。
何となくの雰囲気だけですがね...。
そんなウオッチングを楽しみながら歩くこと30分強でしょうか、着きました。
自動販売機の横にある狭い入口を入ります。
時間は11:30頃でしたので、一番乗りでした。
「いらっしゃい」
厨房にいるご主人とホールにいる女将さんが声をかけてくれました。
おもむろに、ガラスのショーケースの一品を眺めます。
ナニをアテにするのかは事前に調べて決めていたのです。
昭和の食堂飲みには、知るひとぞ知るワタクシの尊敬する芸能人、なぎら健壱氏の勧めておりました、一品を...。
まずは、カレーなのです(350万円)。
性格に言えば、カレーの頭抜き(ご飯抜き)なのですが、さすがに常連客ではないので遠慮して、
ご飯半分にしました。
コレが俗に言う昭和のカレーとやらなのでしょうか。
具と言えば玉ねぎ&豚肉&人参のポッキリ三兄弟なのです。
潔し、これぞ、昭和のカレーだろうと思われます。(推定、だってワタクシはルーのカレーしか知りません...)
これが、意外に美味しい!確認したわけでは無いので何とも言えませんが、ルーのカレーでは無いような気がします。
変にルーの油臭さがなく、あっさりとして今流行りのスパイスカレーとは相対するカレーなのですが、
豚肉の甘味とカレーの風味が絶妙で、かといって甘くもなく、カレー粉本来の辛みも感じられたりもする、
個人的には割と好きな味のカレーでした。
昭和のカレー、気に入りました。
残念なのは、カレーを頼んでトッピングにトンカツかコロッケかミンチカツなどを考えておったのですが、今日は無かったことでした。
なので、唯一のフライもんであるアジフライをトッピングしました。
絵的には、いいのですがイワシフライはカレーには、合わないですね。
イワシ独自の風味、香りが強すぎて、カレーの風味とケンカしているような感じで、合わないと思いました。
しかし、しかしですね、名物のだし巻き卵がですね、
ホント、美味しいです!
調味料要らず、そのままでも美味しい♪
ご飯とともに頂きたい、そんなだし巻き卵なのです(1500万円)!
ビールもすすみます!
大瓶ビール(ダイビンでっせ、奥さん)!
昼前の一杯、背徳の悦び♪
この何気ない日常の一時を噛み締めつつ、店を後にするのでした。




