得意先での挨拶を終えて、かなり遅くなったが昼飯にしようと思い、
神戸の新開地に近い得意先だったので、
この街で食べることにした。
新開地という町は、全く馴染みがなく、今まで、ほとんど接触したことのない街だ!
でも、この地は、俺の中では大阪で言うところの西成という位置付けのイメージだ!
あくまで、噂で聞いたことのある範囲内でのイメージだ。
ボートレース場や、昔は遊廓福原も隣町にあったりと、一般的にはあまり、
よろしくないイメージをもたれている町だ。
しかし、以前は神戸の中心街で、映画館や演芸場などがあった町であり、有数の歓楽街として繁栄していた時期もあった街だ!
そういった歴史的背景を含めると、この街独特の古くから残る食堂や立ち飲みなどが必ずやあるであろうとの思いから、
行ってみたいと思ったのだ。
立ち飲みのブログなどでは、
赤ひげというお店が超有名で、故中島らも氏が通っていたことでも知られている。
とりあえず新開地商店街を目指す!
得意先から一駅だったので歩いて行く。
大きな国道沿いを東へとひたすらまっすぐ歩く。
片側5車線くらいある道路を、無駄にデカすぎる道路だなーなどと、
どうでもいいようなことを考えながら歩く。
思ったより、大きい建物もあり、整然とされた街並みからは、以前は市役所やビジネス街としても栄えていたであろうことがうかがえる。
20分くらい歩いただろうか、商店街のアーケードらしきものが見えてきた。
山側の商店街の方へと向かう。
思っていたより、明るくてキレイな商店街だ。
人通りは少なく、パチンコ店から流れてくる大音響がうるさく感じられる!
中ほど行ったところで、立ち飲みの赤ひげを見つける。
店の中に目をやると、
いらっしゃいますねー、昼間っから、
ノンちゃんベーちゃんたちが...!
『いい気なもんだ...』
日頃、昼飲みにうつつをぬかしている己の事は棚に上げて、勝手なことを思う。(謝)
一瞬、足が向きかけるが、
仕事中なので、泣く泣く飯屋を探す!
呑み屋も多いが、時間が早いのかシャッターがしまっている。
新装開店したような中華屋、居酒屋チェーンの定食屋、歴史の古そうな喫茶店、立ち食いうどん、
色んなお店がありますが、ピンとこない!
『俺のハートにバシッとくる店がない...。』
またもや、悩みの境地をさ迷う俺。
『今の俺は何だ!何が食べたいんだ、集中して考えるんだ!』
左右のお店をキョロキョロしながら、お上りさんみたいに、さ迷う!
その時、赤々と光る看板に見覚えのある店名!

『中華料理サカエ』
『この店、確か、大衆食堂をネットで探していたときに、あるブロガーさんが記事にしていた店じゃないか!』
場所も新開地なので、間違いない!
とりあえず、腹がモーレツにヘッている。
お昼の時間はとうに過ぎ、おやつの時間になろうとしている。
外のメニューの看板には定番の定食類がズラリならんでおり、
値段は一律、なんと600円!
安さに惹かれる貧乏っタレな俺、
即イン!
ガラガラガラ!
引き戸を開けると、
オーナーさんの奥さんらしきおばちゃんと若いにーちゃんの店員が、
「イラサイマセーー!」
と、笑っていない顔でお出迎え!
6人がけのテーブル3と2人がけのテーブル1、座敷に6人がけのテーブルが2の結構な広さの中に、
客は1名だけでしたので、
「どこでもいい?」と聞くと、
「イーヨ!」とのお答え。
レジに近いテーブルに着席して注文をする。
もう、メニューは決まっている!
今日は、メニューを見たとたんコイツが飛び込んできた!
『麻婆豆腐定食』
コイツで勝負だ!
ピリッと山椒の効いた豆板醤でご飯をかきこむのだ!
ガッガッガッ!
注文を済ますとなにもすることがないので、
もう一人の客であるオバハンを眺める。
唐揚げ定食を食べているようだ。
近所の常連さんのような感じだ。
顔に近所のオバハンやで、と書いている。(嘘)
今日のサービス(ドリンク)の黒板が目に入る。
生中ビール400→350円とある。
安い!→思わず喉がなる→、我を忘れて注文しそうになる→ふと、我に還る
目まぐるしい欲望とめくるめく攻防!
『俺は真面目な、しがないサラリーマンなんだ、仕事中なので、呑んじゃいけないんだ!』
危ういところで、真面目なサラリーマン生活を棒にふるところだった。
(良)
ホッとしたところで、
「マーボ テショク ドゾ!」
たどたどしい口調でニーチャンが定食をテーブルにおく!

なかなか、いい感じのセットだ!
ご飯、中華スープ、麻婆豆腐、海老天3、サラダ(ごまドレ)の内容。
海老が3匹ついてて、600円(税込)とは安い!
嬉しくなってニヤニヤしながら、いただきまぁーす!
まずは、スープで口の中を湿らしましょう。
溶き卵が入った中華スープ、普通に美味いです!
お次に海老天、
カリッと揚がってて海老もプリプリでなかなか美味いです!
サラダを食べてサッパリした後に、
麻婆豆腐をスプーンで掬って口の中へ!
トロリとした食感に辛味と山椒の香ばしい風味で炒めた豆板醤は豆腐との相性がバッチリ!
海老をカリプリ、ご飯をモムモム、スープをジュビジュバー、サラダをシャキシャキ、麻婆豆腐をトローリ、
中華定食の正しいハーモニー♪
海老→サラダ→ご飯→スープ→麻婆豆腐→ご飯
規則的リズムにのって順調にお腹の中に収めていく♪
独りでご飯を食べている時ほど没頭している時間はないような気がする!
ただ、ひたすら、食べることに没頭している!
もし、考えていることがあるとするならば、
美味いか否か、それだけだ!
『これは闘いだ、生きるために、空腹を満たすためのある種、闘いなんだ!それが、生きるということなんだ!ただ、それだけのことなんだ、人生なんて...!』
麻婆豆腐で少し、ヒリヒリと舌を痺らせながら、
昼飯を食べて人生を語る俺。(変)
お勘定を済ませて店を出る。
今度は、八宝菜定食、いや、チャーハンもいいし、唐揚げ、豚天も...。
満腹になったあとでも浚巡する俺。
呆れ果てながら、会社へ帰るべく駅へと向かう!
『赤ひげに寄りたかったなー...!』(泣)
それを打ち消すかのごとく、パチンコ屋の音楽が煩く響いていた...。
(騒)
チャマー♪チャマー♪
チャマーアターマ♪ フー♪
(終)
神戸の新開地に近い得意先だったので、
この街で食べることにした。
新開地という町は、全く馴染みがなく、今まで、ほとんど接触したことのない街だ!
でも、この地は、俺の中では大阪で言うところの西成という位置付けのイメージだ!
あくまで、噂で聞いたことのある範囲内でのイメージだ。
ボートレース場や、昔は遊廓福原も隣町にあったりと、一般的にはあまり、
よろしくないイメージをもたれている町だ。
しかし、以前は神戸の中心街で、映画館や演芸場などがあった町であり、有数の歓楽街として繁栄していた時期もあった街だ!
そういった歴史的背景を含めると、この街独特の古くから残る食堂や立ち飲みなどが必ずやあるであろうとの思いから、
行ってみたいと思ったのだ。
立ち飲みのブログなどでは、
赤ひげというお店が超有名で、故中島らも氏が通っていたことでも知られている。
とりあえず新開地商店街を目指す!
得意先から一駅だったので歩いて行く。
大きな国道沿いを東へとひたすらまっすぐ歩く。
片側5車線くらいある道路を、無駄にデカすぎる道路だなーなどと、
どうでもいいようなことを考えながら歩く。
思ったより、大きい建物もあり、整然とされた街並みからは、以前は市役所やビジネス街としても栄えていたであろうことがうかがえる。
20分くらい歩いただろうか、商店街のアーケードらしきものが見えてきた。
山側の商店街の方へと向かう。
思っていたより、明るくてキレイな商店街だ。
人通りは少なく、パチンコ店から流れてくる大音響がうるさく感じられる!
中ほど行ったところで、立ち飲みの赤ひげを見つける。
店の中に目をやると、
いらっしゃいますねー、昼間っから、
ノンちゃんベーちゃんたちが...!
『いい気なもんだ...』
日頃、昼飲みにうつつをぬかしている己の事は棚に上げて、勝手なことを思う。(謝)
一瞬、足が向きかけるが、
仕事中なので、泣く泣く飯屋を探す!
呑み屋も多いが、時間が早いのかシャッターがしまっている。
新装開店したような中華屋、居酒屋チェーンの定食屋、歴史の古そうな喫茶店、立ち食いうどん、
色んなお店がありますが、ピンとこない!
『俺のハートにバシッとくる店がない...。』
またもや、悩みの境地をさ迷う俺。
『今の俺は何だ!何が食べたいんだ、集中して考えるんだ!』
左右のお店をキョロキョロしながら、お上りさんみたいに、さ迷う!
その時、赤々と光る看板に見覚えのある店名!

『中華料理サカエ』
『この店、確か、大衆食堂をネットで探していたときに、あるブロガーさんが記事にしていた店じゃないか!』
場所も新開地なので、間違いない!
とりあえず、腹がモーレツにヘッている。
お昼の時間はとうに過ぎ、おやつの時間になろうとしている。
外のメニューの看板には定番の定食類がズラリならんでおり、
値段は一律、なんと600円!
安さに惹かれる貧乏っタレな俺、
即イン!
ガラガラガラ!
引き戸を開けると、
オーナーさんの奥さんらしきおばちゃんと若いにーちゃんの店員が、
「イラサイマセーー!」
と、笑っていない顔でお出迎え!
6人がけのテーブル3と2人がけのテーブル1、座敷に6人がけのテーブルが2の結構な広さの中に、
客は1名だけでしたので、
「どこでもいい?」と聞くと、
「イーヨ!」とのお答え。
レジに近いテーブルに着席して注文をする。
もう、メニューは決まっている!
今日は、メニューを見たとたんコイツが飛び込んできた!
『麻婆豆腐定食』
コイツで勝負だ!
ピリッと山椒の効いた豆板醤でご飯をかきこむのだ!
ガッガッガッ!
注文を済ますとなにもすることがないので、
もう一人の客であるオバハンを眺める。
唐揚げ定食を食べているようだ。
近所の常連さんのような感じだ。
顔に近所のオバハンやで、と書いている。(嘘)
今日のサービス(ドリンク)の黒板が目に入る。
生中ビール400→350円とある。
安い!→思わず喉がなる→、我を忘れて注文しそうになる→ふと、我に還る
目まぐるしい欲望とめくるめく攻防!
『俺は真面目な、しがないサラリーマンなんだ、仕事中なので、呑んじゃいけないんだ!』
危ういところで、真面目なサラリーマン生活を棒にふるところだった。
(良)
ホッとしたところで、
「マーボ テショク ドゾ!」
たどたどしい口調でニーチャンが定食をテーブルにおく!

なかなか、いい感じのセットだ!
ご飯、中華スープ、麻婆豆腐、海老天3、サラダ(ごまドレ)の内容。
海老が3匹ついてて、600円(税込)とは安い!
嬉しくなってニヤニヤしながら、いただきまぁーす!
まずは、スープで口の中を湿らしましょう。
溶き卵が入った中華スープ、普通に美味いです!
お次に海老天、
カリッと揚がってて海老もプリプリでなかなか美味いです!
サラダを食べてサッパリした後に、
麻婆豆腐をスプーンで掬って口の中へ!
トロリとした食感に辛味と山椒の香ばしい風味で炒めた豆板醤は豆腐との相性がバッチリ!
海老をカリプリ、ご飯をモムモム、スープをジュビジュバー、サラダをシャキシャキ、麻婆豆腐をトローリ、
中華定食の正しいハーモニー♪
海老→サラダ→ご飯→スープ→麻婆豆腐→ご飯
規則的リズムにのって順調にお腹の中に収めていく♪
独りでご飯を食べている時ほど没頭している時間はないような気がする!
ただ、ひたすら、食べることに没頭している!
もし、考えていることがあるとするならば、
美味いか否か、それだけだ!
『これは闘いだ、生きるために、空腹を満たすためのある種、闘いなんだ!それが、生きるということなんだ!ただ、それだけのことなんだ、人生なんて...!』
麻婆豆腐で少し、ヒリヒリと舌を痺らせながら、
昼飯を食べて人生を語る俺。(変)
お勘定を済ませて店を出る。
今度は、八宝菜定食、いや、チャーハンもいいし、唐揚げ、豚天も...。
満腹になったあとでも浚巡する俺。
呆れ果てながら、会社へ帰るべく駅へと向かう!
『赤ひげに寄りたかったなー...!』(泣)
それを打ち消すかのごとく、パチンコ屋の音楽が煩く響いていた...。
(騒)
チャマー♪チャマー♪
チャマーアターマ♪ フー♪
(終)