もうかれこれ十数年も会っていない中学生時代の同級生がいます。
その彼とはmixiを通じて、近況を知り合う事が出来ました。
インターネットの進化は「つながり」を増やすための、
とても便利なツールであると再確認した瞬間でもありました。
と同時に、こんな事も感じました。
あたかも学校にいるかのように、自分の発信する情報が「変に」オープン過ぎること。
しかも発信している本人が「変」であることに気がつかない。
とても万人に伝えてもいいのかと疑うようなことも、
文字として一人歩きをしてしまう。
まぁ、それを承知の上で公開をしているのだろうから、何も言う事はないのですが。
で、どちらかと言うとこれからが本題。
その彼は子供もいて仕事もして、状況だけみれば幸せに生活をしていると思ったのですが、
どうやらそうでは無いみたい。
奥さんとうまくいってないのかな。
子供の世話もせず、いつもどこかへ行ってしまうらしい。
詳細はわからないのですが、家庭内の悩みをmixiにぶちまけていたんですね。
もう死んだ方が楽なんじゃないか。
そして、そこまでの内容に少し驚きました。
私が彼に伝えたことは、以下の通り。
事実をそのまま鵜呑みにする必要は全く無くて、事実を参考にしようとすること。
これは現在の問題に対して、少しでも自分を客観的に見ようとする助けになる。
すると意外とどうでもいいところを気にし過ぎていて、
本質が見えていないことに20%くらいの確率で気がつく。
気が付いても、気が付かなくてもあとはそれを繰り返すだけ。
その作業を一生懸命やっているうちに、
問題を解決することに時間も協力してくれている事に気が付く。
これは、私が仕事でつまずく度に、
上司に尻を叩いてもらっていた内容と、
私の経験を加味したもの。
偉そうな事は言えないけど、
頑張れ、とか、なんとかなるさ、とか、
気にするな、とか、辛いんだね、とか、
そういうのって私には無意味だったから。
どん底に落ちてる時は何を言っても無駄。
だからこそ、現実に真っ向勝負をいきなり挑ませるのではなく、
その現実にどうやって勝負すれば良いのか、
戦術を組み立てる手伝いをするのが一番いいのではないかなと思いました。
私も子育てをしている身なので、彼の気持ちは充分わかりましたし、
彼よりも、やはり彼の子を一番に守る必要があるのは、
私も彼も充分承知の上でのお話です。
という感じで、絶対この先に今までよりも辛い事があるはずなので、
そんな未来への自分に対しても、言い聞かせるように書いてみたよ、と。