11月24日7時56分57秒に新月、8時31分31秒グルが順行となる。
今回は2022年11月20日ジョーティシャ茶丸講座の一部を記録しておこうと思う。

ポーランドにミサイル落下
2022年11月15日午後3時40分ごろ プシェボドフ村?(経度緯度はこの村付近と思われる地点で出している)

 

 

世間はこの時、第三次世界大戦だとか全面戦争だとかで大騒ぎとなっていた。
日本のメディアは完全にDSに掌握されているので、思いっきりロシアからミサイル着弾というような趣で第一報を告げていたように思う。
これは誤報だろうという話なのだが、正確には「ロシア製のミサイルがウクライナから発射されてポーランドに落下」である。
しかしNHKをはじめ大手メディアは、ロシアからポーランドへミサイル着弾というかたちで告げていた。
どんだけ戦争をやりたいのだろう。
これによって日本の日蝕図と月蝕図のラグナにマンガラがあったことを思い出したのである。
本当にあきれてしまったのだが、あきれていても時間の無駄なのでこのクンダリ―を出してやることにした。
プシェボドフ村を探したのだが見つからず、おそらくウクライナのリヴィウというかつて外国人傭兵を訓練していた地域より北の方角の国境付近と想定できたため、おおよそのあたりで経度緯度を出してみた。
したがって、ずばりプシェボドフ村の経度緯度は特定できていないのである。
おそらくこのあたりだろうという地点を暫定的に出しているため若干のブレがあるかもしれない。

ラグナを見るとクリティカの0度なので、最初の段階では、もしかしてメーシャなのではないかと考えたりもしたのだが、ニュース発表の地図を見ると、限りなくウクライナとの国境に近い地点が示されている。
それゆえ、自分が出したこの経度緯度よりもより東である可能性が高く、むしろこのラグナがヴリシャバを進行する形になるため、メーシャには後退しないのではないかと思っている。
もちろん、報道の通りであれば、という話である。

するとヴリシャバ・ラグナで落下のミサイル・マンガラがヴァクラで着弾ということになる。
29度で、しかもヴァクラなので、かなり外れている感がある。
つまり目論見が外れた、というかたちのミサイルになっているために、事象の性質から見ればこれで良いのかもしれない。

ポーランド外務省によると「ミサイルはロシア製で、15日午後3時40分(日本時間15日午後11時40分)頃、ウクライナ国境から数キロ・メートルのプシェボドフ村に落下した。ウクライナもロシア製の防空ミサイルを使っている」とのことだ。
その翌日か翌々日にウクライナ軍もこの事実を認めている。

日本人の戦争屋たちが「これは第三次世界大戦だ、大ごとになる」と大騒ぎしていたちょうどその時、トランプ氏の演説が(日本時間11月16日11時ごろに)始まった。
そのトランプ氏が演説している最中にバイデン氏が、日本時間で11月16日11時19分(速報時)、「ロシア側から発射された可能性は低い」と記者団に述べていた。
これは非常に面白い。
戦争ビジネスに牛耳られていると思わしき米民主党の急先鋒であるバイデン氏が「違う」と、「ロシアから発射された可能性は低い」と述べたのである。
すると、本当は戦争を回避したい西側諸国も、「そうだ、あれはウクライナからのミサイルだ」とこぞって同調していた。
これは戦争を終わらせるテコになり得る。
日本もこちら側に同調したようである。
そのような流れの中で、いまだ「あれはロシアが撃った」と述べているのはウクライナ政府と英国くらいになってしまった。
ということは、この二つの存在は戦争をしたいのか?と思わせるような、自然と悪が暴かれるような流れに入っている。

このポーランドに落下したミサイルにまつわる話だが、メディアはトランプ氏のせいで共和党がぼろ負けしたというプロパガンダに忙しいものの、実際には大勝利だったのではないかとみている。
なぜなら、下院を共和党が制することで潮目大きく変わっているのである。
その証拠に、ポーランドに落下したミサイルに対して真っ先に「ロシアからのものとは考えにくい」と述べたのはバイデンその人である。
昨今のゴーチャラから推測するに、バイデンに対して何らかの形で共和党トランプ派の圧力(助言)があったのではないかとみている。
しかし、トランプ本人は逆に、バイデン氏の発言とほぼ同時刻に、「おそらくロシアからのものだ」と述べている。
どちらかというと、ロシアの味方をしそうなトランプ氏が、「これはおそらくロシアからポーランドに撃たれたものだ」と述べ、逆にディープステート側の傀儡と思わしきバイデン氏が「ロシアからのものとは考えにくい」などと述べている。
なぜそうなるのか、この辺りの謎が当日のクンダリーにおけるパリヴァルタナ・ヨーガによって説明できる。
今回の件はパリヴァルタナの大きな勉強になったのである。

もともとは、戦争推進派がトランプ氏の演説に合わせて偽旗作戦をやろうと画策していたのではないかと考えられる。
逆行しているマンガラが一応、ラグナに在住している。
ヴリシャバにおけるマンガラはノルドストリーム爆破と同様である。
しかし今回はうまくいかなかった。
マンガラはあの時と違ってヴァクラしている。しかも平和の使者であるシュクラとメデイァの使者であるブダとパリヴァルタナ・ヨーガで牛耳られてコントロールされているし、度数もラグナから離れている。
確かに落下はしているが作戦としては限りなく不発っぽいのである。

おそらく次のようなシナリオだ。
トランプ氏演説に合わせて偽旗作戦(ウクライナからポーランドに撃ち込んだミサイルをロシアからのものだと大騒ぎして人々をだます)を行うとしていたが、トランプ側に悟られ発覚したのだろう。
パリヴァルタナなので情報がこちらにもたらされている。
それは、11月11日にシュクラがヴリシュチカに移動し、11月14日未明にマンガラとブダが相次いでヴリシャバとヴリシュチカに移動することによって、ヴリシャバとヴリシュチカの間でマンガラ、シュクラ、ブダによるパリヴァルタナが形成されたことと関係する。
つまり、それ以前に行われた偽旗作戦(ブチャの虐殺、ノルドストリーム破壊工作、クリミア大橋爆破など)と今回とは状況が異なっているのである。
この主な原因は、先日のカールティカ月の月蝕によって共和党が下院を掌握したことだ。
これによって世界が反転した。まさにパリヴァルタナ・ヨーガの象意のごとくひっくり返ったのである。

ウクライナからポーランドに向けて発射されたミサイルは、トランプ側のスパイがあらかじめ中に入っている状態で、稚拙にコントロールされた形で行われた可能性がある。
(後述するが撃ち込まれた側であるポーランドにトランプ氏のブダが入り込んでいるかたちである)
仕掛ける側と仕掛けられる側で星座交換が密接に行われている。
トランプ氏側の刺客が相手側の中にすでに入り込んでいたと思われる。

それゆえヴリシュチカの一つの支配星であるマンガラはヴァクラで29度、それほど力がなく、一応何かを行うというポーズを見せながらラグナに入ってきているに過ぎない。
これを見ると、分かっていてわざとやらせたのではないかと思うのである。
もう一つの支配星であるケートゥは一人残された裸の王様であるニーチャのスーリヤと6室に陥っている。
しかし、パリヴァルタナが生じていることにより、相手側もこの状況を察知しているのである。
戦争推進派のDSはトランプ氏のスパイがすでにウクライナ軍に入り込んでいるために、この偽旗作戦が失敗するかもしれないと危惧していた可能性がある。
自分たちの中にブダが入り込んでいるということが、分かっているのである。
「すでにスパイが入り込んでいるからこの偽旗作戦は失敗する恐れがある」、と仕掛ける側が察知していた可能性がある。

さらに、パリヴァルタナ・ヨーガの性質により、仕掛ける側(ウクライナ傀儡政権)は本番前にかなりかく乱されてしまい、事実が分からなくなってしまったのかもしれない。
トランプ氏からすれば自分が演説する前に何かやられることは分かっているので、あらかじめ準備できるのである。
プーチン氏が演説する前日にも英国が入れ知恵したとされる攻撃が行われたことがあった。
パリヴァルタナによりマンガラはあたかもヴリシュチカにあるかのごとく振る舞い、シュクラはヴリシャバにあるかのごとく振る舞うのだが、ブダまでもがシュクラについて行ってしまい、ヴリシャバにあるかのごとく振る舞う。
つまりミサイルの落ちた側(ポーランド、および被害者と化している西側諸国、反DS、トランプ側)が最終的な情報を握っている、と定理通り読めばそのようなことになる。

そこで訳の分からなくなったDS(この場合は戦争を推進しようとする側・ウクライナ傀儡政権や英国)は、トランプと反対のことをやるならばそれは自分たちの道につながると判断した可能性がある。
パリヴァルタナではこれが起きて来るが、これまで通りの対立軸から言えば、「相手の反対を行えば自分たちの正解につながるはずだ」と彼らは考えたのかもしれないのである。
トランプ氏たちは戦争を終わりにしようとする側なので、彼らの逆に動けば戦争を推進できる。
そこで、スパイにかく乱されて現状が分からなくなった戦争推進派は、トランプ氏の言うことの反対を言ったり、トランプ氏の行動に反することを行うようにという指示に変えた可能性もある。
トランプ氏はきっとこの偽旗作戦を失敗させ、ウクライナ側が失敗したと、「ウクライナ側がロシアに罪を着せるために偽旗作戦を行おうとしたがそれが失敗した」という風に、逆の絵を描くと予想していたのでないかと思う(奇しくもシュクラやヴリシャバは絵画をあらわす)。
ところが、しっかりポーランドに着弾させているのである。
偽旗作戦を止めなかったと。
その上、演説が始まったらすぐに、あのトランプ氏が「おそらくロシアがやった」などと言い出したのである。
これで慌てふためいた戦争推進派は、トランプ氏の真意が分からず、もはや何でもトランプの反対を言えばそれが自分たちにとっての正解だと判断した可能性がある。
パリヴァルタナだとこれが出てくる。
相手のことを読みすぎてかえって失敗するのである(私たちにとっては幸いした)。

ついでにいうと、本心では停戦を望んでいる西側諸国はこのシナリオの方が都合がよかった。ロシアではなくウクライナのミサイルだと言った方が戦争終結のテコになるからである。
いつもの通り、ロシアがやったということにするといつまでも終わらないのである。ここでウクライナがやったらしい、ということにすれば、NATO諸国にウクライナが撃ち込んだということ?、こんな人々を支援していて大丈夫?といった問題提起のきっかけとなる。
要するに戦争を終わらせたいのである。もう冬なのでガスや電気がなければ凍え死んでしまう。
もしかすると、トランプ氏がロシアからのものだという用意をしていると察知したので、すぐさまバイデンを始めポーランドまでが「ロシアからのものとは考えにくい」、「ウクライナの発射したミサイルであろう」と認めるに至ったのかもしれない。
このシナリオではトランプ氏とバイデン氏が通じていて協力関係にあるということになる。
そういえば、バイデン氏自身が下院を共和党に掌握された時点で、今後は共和党と協力してやっていくと述べていたというニュースをちらりと目にした記憶がある。
世界は変わったのだろう。戦争終結に向けて舵が切られたものと思われる。
ここには大きな駆け引きがあったものと思われる。一世一代の大きな賭けである。トランプ氏はすごく度胸のある人物だ。
自分がそれを言ったら、相手は何でも自分の反対をしてくると思っているから、必ず「いやいや、ロシアからのものではありません」と言うことが分かっているため、あえてロシアからのミサイルだと言ってみせた可能性がある。
これは非常にスリリングなゲームだった。
どちらにしても、戦争終結を望む者たちにとってはウクライナからのミサイルだという、この主張の方が都合が良いので、トランプ氏と逆のことを言って帳尻を合わせた形だろう。
そうすれば、バイデン氏とトランプ氏は違う党の人だから反目しているという図も描けるし、民たちも納得するだろう、という風に演技を行っているかのようにもみえる。
ヴリシャバ、ヴリシュチカのラインは芸術や芸能とも関係する。
このように壮大なドラマを作っているのである。

パリヴァルタナは黒と思ったら白、白と思ったら黒という現象を引き起こす。
ラーフ・ケートゥと似ているがこれらと違うところは、反目しているわけではなく、ある種の協力関係というか、通じているところがあるのである。
もうやめましょうと言ったときには、どこかで続けたいのだなということになるし、逆にまだまだ続けたいと言ったら、実はもうやめたいのだとか、そのような暗黙の了解がある。
メタ言語が裏にあって水面下でつながっているのである。

本来この偽旗作戦はトランプ氏に対する当てつけ(G20を利用しつつ)であった可能性もある。
トランプ氏の勢いが強まれば、ウクライナ問題は沈静化し和平に向かう可能性が高いからである。
以前プーチン氏が演説したときには当てつけのように前日にスネーク島?に攻撃があったと記憶している。同じように今回の偽旗作戦もトランプ氏の演説に対する妨害工作も兼ねていたのだろう。

この場合でも、おそらくトランプ氏が「絶対にロシアからのミサイルではない」というだろうと踏んでいたのだろうが、逆にロシアからのミサイルだと言われてしまったかたちである。
これには戦争推進派DSもびっくりだったろう。
人々も、トランプ氏はロシア寄りだと思い込んでいたので、この発言によって認識が変わった可能性がある。
すると、逆にこの後の作業がやりやすくなる。
普通に、ウクライナへの軍事支援を削減することを提案すると、「やはりこいつらはロシアのスパイだ」とまたフェイクニュースが始まるので、ここで一発ぶち上げて、ロシアに対する敵対心を見せておけば、その後の仕事がやりやすくなるのである。
これらのことを前提にしてもらえば、このあとのウクライナに対する軍事支援の削減という提案の真意は、ロシアに譲歩するために援助を削減するのではなく、あくまで自国を守るために数十億ドルを費やすのをやめるのだというメッセージをあらわしやすくなる。

いずれにせよ、トランプの演説に合わせて偽旗作戦やるみたいだよと、じゃあやらせてみようと(以前ロシアの蝕図を見た時に、ロシア側が偽旗作戦を行う可能性を予測したが、もしかするとウクライナの迎撃が失敗するように、わざとポーランド近くにロシア側が撃ち込んで失敗を誘導した可能性もある)。
お前こう言えよ、こっちはこう言うからと。もう出来レースで、すべて決まっていたことだったのかもしれない。

トランプ氏の演説

 

これは同じ日に行われている。
てっきりカルカのラグナで来ると思っていたので、「おっ、プーチン」という感じだったのだが(プーチン氏は演説でカルカ・ラグナにチャンドラが在住する時間帯を使う)ふたを開けてみるとミトゥナである(話している最中にカルカに移動した)。
なぜ、このような不利な時間帯を選んだのかと当初はいぶかしく思っていたのだがおそらくはこの演説自体が作戦だったのだろう。

チャールヴァーカ占星術(唯物主義占星術)を行う人々は6/12軸を悪い、悪いというのだが実際そんなことはない。
何人かのクンダリ―をみたことのある人なら、6/12軸に特徴のある人がお金持だったり良い人と結婚して幸せな家庭を築いていたりすることはよく見かけているはずである。
このように、やたらケーンドラが強いよりも6/12軸の方がよほど使い勝手が良い場合がある。
ケーンドラは表立って頑張っている感は出るのだが、6/12軸の場合は自分で頑張らなくても良いのである。
6/12軸はほかの人を前に立たせて後ろからエネルギーを吸い取ることをよくする。例えば、自分が朝から晩まで寝ていても自動で金が入って来るような状況は6/12軸(そして8室も)において起こり得る。
ケーンドラは自分の身体を動かして働いている感を出さなければならない。しかし6/12軸は必ずしも自分で動く必要はない。
6/12軸がネット活動に強いのはこのような理由からである。自分が寝ていても金が入ってくるシステム(例えばこちらが夜でも向こうが昼である地球の裏側からの収入とか)というのは6/12軸(&8室)で生じる。
裏工作というか、自分で何かをするというよりは、他の存在のエネルギーを利用するという配置である。あたかもほかの人に従属するように見せて、その人のエネルギーを使うというかたちになる。

それはさておき、おそらくトランプ氏が出馬表明した瞬間の時間帯はすでにカルカのラグナに移動していた可能性があるので、プーチン氏の演説と同じように多極化の世界で自国ファーストの道を歩み続ける宣言であったと思われる。
トランプ氏の背後に立てられていた米国の旗は19本あったので、かつて18代目で終了したアメリカ共和国を復活させたトランプ氏が第19代目大統領であることを暗に示唆しているとも言われている。
確かに、19という中途半端な数をわざわざ壇上に立てるとは考えにくい。19という数に意味があると思ってもおかしくはない。
トランプ氏が第19代アメリカ共和国大統領で、バイデン氏が株式会社アメリカ合衆国の社長という話もある。
このような流れが水面下で着々と進行しているからこそ、あえてこのクンダリ―を選んだという可能性がある。

 

トランプ氏は「今日もミサイルが、おそらくロシアからポーランドに向けて撃たれた」と述べている。
これが驚異のパリヴァルタナ、トランプ氏の4次元チェスであるとみる。
先ほども述べたが、マンガラとブダが相次いでヴリシャバとヴリシュチカに移動することによってヴリシャバとヴリシュチカの間でマンガラ、シュクラ、ブダによるパリヴァルタナが形成されたことと関係する。

トランプ氏はトランプ氏で、戦争推進派(DS側)は必ずトランプ氏と反対のことを言うことを分かった上で述べていると思う。
このブダを見ても、確かに不利なクンダリ―である。
選挙もなぜかトランプ氏のせいで負けたことにされているのだから(どちらかというと勝っているような気がするが。トランプ氏の応援によって232人が当選し負けたのは22人だけ、98%の成功率だという)。
もちろん、不正がなければもっと楽勝だったのかもしれないが、ここはエンターテイメントのアメリカなのだろう。
まさにマンガラ・シュクラのパリヴァルタナの真骨頂であると言える。
これが彼らのやり方で、主人公が戦っていて簡単に勝ってしまったら面白くないわけである。主人公が卑怯な敵にぼこぼこにやられているのを見て、人々は頑張れ、負けるなと応援したくなるものである。中間選挙から続く一連の流れは、このようなドラマを作っているものと思われる。
なので、あえて不正でも何でも上院は民主党に明け渡し、下院はとにかく共和党が取ると、こういうかたちで拮抗させると。
すると人々は夢中になってこれを見るだろう。
これを狙っているわけだ。簡単に正義の味方が勝ってしまって、人々の意識が落ちてしまうようであれば、またそこをグローバリストなりなんなりが付け込んで乗っ取りに来るため、人々の意識を落とさない工夫をしているのではないかと思える。
それゆえ、このクンダリ―も相当不利なかたちで始まっているわけだ。

そしてDS側は、「おそらくプーチンと通じているトランプは<これはロシアからのミサイルではない>というだろう」と踏んでいた可能性がある。
しかしその当ては外れた。この勝負はトランプ氏の勝ちだろう。
氏は土壇場の勝負のときに強い。勘が良いのか政治的センスが高いのか。
戦争推進派の当てが外れて、なんとトランプ氏がいきなりロシアからのミサイルだと言ったのである。
「お前ら、俺に反対したいんだろう。だったらこれとは逆のことを言ってみろよ」と言わんばかりである。
それゆえDSの方向性は決まった。
トランプと反対のことを言う、つまりロシアからとは考えにくい、ウクライナの防空ミサイルによって引き起こされたものだと。
訳が分からないので、もう仕方がないから、トランプ氏の反対のことを言ってトランプ氏の足を引っ張ることに集中しようと判断したのかもしれない。
「トランプはバカだ、こんな奴が出てきても誰も喜ばないのに。その上ロシアからのミサイルだというような凶暴なことを言うけしからん奴なのだ」ということにして、トランプ氏の足を引っ張ることだけに集中したのだろう。
そういえば、ブッディ・タイプの人はよくこのようなことをする。
チッタのように全体を俯瞰してみることができないので、目の前に見える部分だけ勝とうとするのである。
ミサイルがどちらからのものかわからない、情報が錯綜しているので、片方ではロシアからだと言って、もう片方ではウクライナからだと言っている。
すっかりかく乱されてしまったブッディは目の前のことに集中する。とにかくトランプ氏の足を引っ張ればいいや、とにかく反対のことを言おうと。

この「反対のこと」が私たち民にとっては正解で、トランプ氏にとっても正解なのだ。停戦交渉に持ち込みたいわけなのだから。
自ら6室に入って自分の意思を通すというやり方だ。
かなりの上等テクである。

このクンダリ―が正しければトランプ氏がミトゥナのブダをとる。
要するにトランプ氏のほうが情報を握っていて、トランプ氏のほうがこの件に関して主導権を握っているという認識が、戦争推進派にもあるために、何でもトランプ氏と反対のことを言って反対意見を盛り上げようという算段だったのだろう。
両者にとって、ここは大きな賭けだったのだと思うが、いわばブッディ対チッタの勝負だ。
するとブッディは勝てない。
ハヌマーンとジャンババーンの違いのようなものである(二人は敵ではないが)。
普段はチッタであるハヌマーンは何もしないのである。
しかし、チッタがブッディの土台になっているので、ひとたびチッタがブッディに対して「どいてくれ」と言うならば、土台に勝てるわけがないのである。
視界の広さの違いだろう。

トランプ氏は相手が反対のことを言ってくるだろうと踏んで、わざとロシアからのミサイルかもしれないと述べたのである。
想定通り、ウクライナ傀儡政権と英国以外は反対のことを述べている。
もちろん、すべてが敵対的なのではなく、本当にトランプ側と共同して動いている側も今は多いのだろう。
ここまでの転覆材料の要因は、やはり共和党が下院を制したことが大きいのではないかと思う。
チャンドラ・グラハナ、月蝕が大きな分岐点だった。

上院は民主党がかろうじて上回っているので、がっつりDSのメディアは、トランプの目論見は外れたとか、レッドウェーブは起きなかったと述べているが、実際はそうではない。
少し前に米民主党の人々がウクライナに対する軍事援助を考え直すように(削減するように)という意見書を出したというような出来事があったと記憶している。
当初は選挙前だったので、このままでは民主党が勝てない可能性が出てきたから、そのための動きのようだった。
「人々の生活が苦しい時になぜ人の国の戦争に金出してるんだよ。お金出して平和になればまだいいよ? さらに戦争が激化しているじゃないか。そんなことするんだったら停戦交渉の手伝いでもしたらどうなんだ」という風に、人々が思い始めているわけで、この人々の思いを多少は汲まないと、当時の民主党は(不正をしたとしても)勝てない可能性が出てきていたのだろう。
今回も郵便投票でバイデン・ジャンプ的な現象が起きていたそうだが、それもわざと行っていて、アメリカ国民を盛り上げるためにあえて接戦にしているのだろうとも考えられるので、出来レースなのだろう。
日本も同じで、選挙は旧統一教会と創価学会と自民党に仕組まれた出来レースであることが判明した。アメリカもそれと同様なのだろう。

ところで、先ほどの米民主党の意見は握りつぶされたのだが、米民主党の中にもウクライナに対する軍事支援に懸念を表する人々がいるということである。
すると、ちょっとでも離反者がいれば軍事支援をするよりも和平交渉をサポートする方が大事だという意見数の方が多数となる可能性がある。
大統領は拒否権があるとはいえ、いつも拒否ばかりもしていられないし、もし大差をつけていれば、いつものようにロシアがやったと言えたのかもしれないが、これだけ数が拮抗しているといくらでも転覆される可能性があるのでもう駄目だと観念したのかもしれない。
これだけ拮抗していたら少しバランスを取らなければならないから(この辺りもパリヴァルタナを思わせる)、このような稚拙なミサイルは検証すればすぐばれるし、もういいかと、「ロシアからのものとは考えにくい」というに至ったのであろう。
今回はトランプ氏は野党として悪役を演じ、バイデン氏には「あいつらは私と反対のことしか言わないから、あなたももともとそちら側だし、いいじゃないですか、私と反対のことを言えば」という風に話がついていたのではないか。
それゆえ、実はトランプ氏は形勢を逆転させたも同然なのではないかと思う。
少なくとも、月蝕図、日蝕図に示されていた通り、ねじれ構造にはなっている。

このクンダリ―を読むとトランプ氏が左というと相手は右という様子がうかがえるのである。
「トランプ氏に右と言われたら左と言う」、という計画の上で進められていた可能性がある。
そこで、DS側のいくらかの層は、おそらくトランプは右というだろうという算段をしていたところ、ふたを開けてみればいきなり左と言われてしまったのである。
何でもトランプの反対をするのが常になっているDSのいくらかの層もつい右と言ってしまった。
最初から右と言いたかった西側諸国も同調した。
ウクライナ傀儡政権と英国だけが頑として左と言っているので、これが裸の王様の6室ニーチャ・スーリヤとケートゥなのかもしれない。
実は正解は右(ウクライナのミサイル)なのだ。彼らに右と言わせるために、トランプ氏はあえて左と言った。わざと間違えてみせたのである。
クンダリ―において、これは偉大なエンターテイメントとして示されている。
非常に面白い化かし合いのようである。
これで一つのシナリオをかけるくらいである。

スティラ・ラーシのパリヴァルタナなので特に激しく出たのかもしれないが、これまでの体制を転換させようとしてがっちり手を組みつつキャッチボールしているかの如くである。

繰り返しになるが、トランプ氏がマー・ア・ラゴで演説した時間とバイデン氏が報道陣に答えた時間帯はほぼ同じであった可能性がある。
したがって、この間に関してはあらかじめ打合せしていた可能性もあるだろう。
トランプ氏が「おそらくミサイルはロシアからポーランドへ撃ち込まれた」と言ったのとほぼ同時に、バイデン氏が「ロシアからきたミサイルであるとは考えにくい」というわけで逆のことを同時に述べている。
ここで両者が正反対の意見を述べていることで一般の視聴者は納得がいきやすい。
二人が組んでいるとは(基本的には)思わないわけだから。
しかし、日本においても与党と野党は一蓮托生で組んでいる(良くない例だが)。
立憲民主が消費税減税は間違いだったと言って批判されているがそれが一例である。

 

アメリカの場合はあからさまに組んでいることは見せないで、あくまで反対する。しかも同時に、互いに反対のことを述べて見せているのである。
さすがバイデンは紳士だ、良く落ち着いて言ったなと。それに比べて何だこのトランプは。偉そうに演説ぶってロシアからのミサイルだと吠えているとはけしからん、と、このように見せている方が納得する人々もいるわけなので、良い演技をしているように思える。

これはヴリシャバとヴリシュチカの交換である。
本来なら温厚なはずのヴリシャバが攻撃的なヴリシュチカのマンガラを持つ。これがトランプ氏だ。
本来なら元祖DS、影から支配するはずのバイデン氏がシュクラ・ブダを持つという。

興味深いのだが、トランプ氏の10室がヴリシャバでバイデン氏のラグナがヴリシュチカだ(今のバイデン氏は偽物だという説があるが、この場合は「政治家バイデンというブランド」の運命を読むということで、このままクンダリ―を用いている)。
ちょうど二人のクンダリ―のコンビネーションと合致しているのが今のゴーチャラだ。
大国のディールを見るようで非常に面白いところだ。

バイデン氏をコントロールする側は本来であればウクライナ傀儡政権と同じく、ロシアからのミサイルだと主張したかったはずである。
しかし、この戦争そのものの継続に関わるのはむしろトランプ氏の動向によるのである。
バイデン氏は次第に思うようにはいかなくなってくるだろう。
ペロシ氏も辞任したので、バイデン氏とその息子のハンター・バイデンのウクライナ利権や人身売買、生物研究所の件など隠された情報も出て来そうである。
すでに共和党は、ツイッターを買収したイーロン・マスク氏に対して、ハンター・バイデン氏の情報を公開するようにと求めているようである。

 

裸の王様がぽつんとケートゥとともに6室にいる。
諜報員のブダと金融のシュクラがヴリシュチカに移動してしまい、トゥラーには盲目の王がぽつんと残されている。
そのスーリヤは29度である。
盲目の王と言えば元祖ドリタラーシトラの日本である。
日本は時差に救われているかもしれない。
もし昼の時間にミサイル落下の情報が入っていれば、欧米以上にロシアがやったと言って大騒ぎした可能性がある。
それはNHKなど最初の報道を見ればわかる。
ロシアからミサイルが着弾(実際にはウクライナから発射されたロシア製のミサイルが落下)というような見出しになっていたような気がするので。
これを見ると、思いっきり戦争推進派が思いっきり書いているかたちで、報道のミトゥナに戦争のマンガラがのっていた日蝕図、月蝕図の通りなのである。

ただ時差があるために、この事件が起きたとき、ほとんどの国民たちは寝ていた。
次の日になって大事に気が付き、「第三次世界大戦だー、でも俺は仕事だー」と言って、会社に行きながらツイッターを見ている状態であった。
しかし、すでにそのころにはトランプ氏とバイデン氏の駆け引きがあり、バイデン氏は「ロシアからのミサイルとは考えにくい」と述べているので、この時差によるズレっぷりに救われたのかもしれないと思っている。
地球の自転に感謝したい。


<トランプとプーチン/米露関係>

 

トランプ氏が帰ってきたと同時に若干円高になった。
その後11月11日にシュクラがヴリシュチカに移動したことにより、スーリヤ・ニーチャ軍団からいち早く抜けた形で、さらに円高に転じている。
トランプ氏が帰ってきたとわかったのは中間選挙のあった月蝕の段階だが、ほぼ同時期にロシア軍はへルソンから撤退している。

ロシアは、トランプ氏が帰ってくるのであれば、これから停戦交渉に入るチャンスも出てくるのであり、交渉の如何によってはヘルソンは戦うまでもなく中立化させることができるかもしれないと踏んだのではないだろうか。

ある意味ではトランプ氏に対して敬意を表したのだろう。
チャイトラ図を見ても米露は水面下で手を組んでいる。ロシア軍が一つ引いたので、アメリカも今回のポーランド落下ミサイルに対して一つ引いた形だ。
もし、ロシア軍がトランプ氏との関係を無視してへルソンの戦いを強行していれば、ポーランドのミサイルはロシアからのものだとされていたかもしれない。
ようするにロシアが引かなければ、アメリカも偽旗作戦を強行したという可能性もあったのではないだろうか。

ロシアが「トランプ氏が帰ってきても変わらない、信じるに値しない、あくまでヘルソンで戦う」と言って血みどろの戦闘を強行するとなると、アメリカも退けないので偽旗作戦でも何でも行うことになったかもしれない。
そうすると、「ロシアはやはり悪い奴だ、ポーランドに撃ち込んだぞ、NATO出て行け」という風にならないとも限らなかったのだが、一応トランプ氏は民主的なかたちで選挙に勝ったのである。
しかも不正はせず、正攻法で戦ったので、「この人物は武力を使わずに民主的に勝ったぞ」と。それに対して敬意を表して、「それなら私たちも銃を取らずに引きましょう、様子をみてみましょう」、ということになったのかもしれない。
チャイトラ図に見られるように、水面下ではこのような取引があったことも考えられるのである。

トランプ氏はプーチン氏に対して二年後には帰って来るということを約束していたのではないかと読んでいる。
それゆえロシアは2月に軍事作戦を始めたのだろう。
それから9か月後、もし11月に約束通りトランプ共和党が帰ってくるのであれば、ここから停戦交渉に向かうことも考えられる。

約束通り、下院は奪還して上院もトントンの数まで迫ったので、これ以降はバイデン民主党の思い通りにはいかなくなる。
するとウクライナに送られる支援金も徐々に減少していくだろうし、和平交渉も視野に入って来るだろう。
ひいては日本の奴隷商売も増税も免れる可能性が出てくる。
したがって、プーチン氏としては今の段階で無茶をしてへルソンで戦う必要がないものと思われる。
最悪の事態が訪れても地面が凍ると得意の戦車戦が有利である。
そこでとりあえずトランプ氏に賭けてみようということになったのかもしれない。

トランプ氏はその演説の中で、日本にとってもかなり大切なことを述べているので、そこはありがたいように思う。
世界はウクライナに集中しているが、その中でもトランプ氏は中国の脅威や北朝鮮のミサイルについて言及している。
今のままだと、日本が中国や北朝鮮のミサイルにやられても、世界中が気が付かないままとなってしまうようなガラパゴス感がある。
トランプ氏だけがこれは脅威だと述べているのは(日本政府もそこまで言わないのに)不思議な気がするくらいである。
氏は、だからといって彼らのことを敵だと言っているわけではなく、「自分が大統領だったときは仲良くやっていた、うまくやっていたから今のような問題はなかった」というような内容を述べている。

大国の大統領が中国や北朝鮮の脅威について言及してくれたことで日本はずいぶん助かっているようにも思えるのだが、全くこの人物が日本の大統領になればよいのでは?
どういうわけか、日本の政府やメディアは、原爆を落としたり関東大空襲を引き起こした党の味方をしており、それに反対した党の方には惨敗とかレッドウェーブは起きなかったとか批判をしているのである。
自分たちの友にナイフを突き立てて、敵についていくというのは不思議なものだ。
これが、日本政府が実は原爆や大空襲も共謀して行ったのではないかと疑っている原因でもある。
トランプ氏が「2024年はもっと悪くなると思っている」という風に2024年の危険性を再三にわたって述べていることも気になる。
2024年と言えば日本のチャイトラ図においてラグナにヤマ・ヨーガが鎮座するその年である。

パリヴァルタナのために世界が何度もひっくり返る思いをするが、今回はうまい具合に平和の方にひっくり返ってくれたので、ちょっと安心したのである。
困難はまだまだ続きそうだが、これを機に中立とか、ウクライナ政権の問題に光を当てるとか、和平交渉とかいう話が出てくれば、日本も軍事防衛費を少しは生活に回そうとするムーブメントが起きて来るのではないかと考えられる。
災害の懸念もある時期が続くので軍事面だけではなく生活・健康面も含めた総合的な防衛が望まれる。

ॐ तत्सत्